STARMANN

眩しくて 手を振れば 遠く輝いて瞬く星座

浪漫活劇『るろうに剣心』

初夏から待ちに待っていた推し現場をひとつ終えた
ーーーーー浪漫活劇『るろうに剣心』。

観劇記録としてインスタに感想を上げようとしたのだが、思いがけずはてなサイズになってしまい、
自分でも思っている以上にこじらせていることを察したので、急遽はてなに切り替える。

明後日にはロンドンとニュージャージーをはしごせねばならんので、それまでに書き上げられるといいな…

いっけな~い!地雷地雷!

るろうに剣心』といえば言わずと知れた人気時代アニメで、舞台は明治初期の日本。かつて維新志士として幕末の動乱を駆け抜けた、緋村剣心を主人公とした物語だ。

前回のブログで告発したように、
めでたく推しになったばかりの松岡広大くんが演じるのは、その剣心の過去の姿である緋村抜刀斎。
絶賛維新志士の緋村抜刀斎

一方私は根っからの土方DD
薄桜鬼、愛してます。
壬生寺、八木邸、旧前川邸、行きました。
土方歳三の生家、行きました。
和泉守兼定、見ました。
推し刀、和泉守兼定堀川国広です。


………
推し現場いきなり地雷かよおい。

しかし、広大さんのおかげで私はこの作品に出会い、『るろうに剣心』というコンテンツの一部に初めて触れ、幕末や明治維新に関する歴史観まで変わった。

推しに言いたいことはたくさんあるけどとりあえずここはグッと堪え、まずは作品に関して感想を語りたい。



歴史観


初めて観劇したときは、正直やられ役な新撰組を見ているのが少しチクチクした。

「金ならある!命だけは!!」
じゃねえよ士道不覚悟!!!!!!!!!!!!!

「死にたくない…まだ死ぬわけにはいかない…」
そして推しにバッサー斬られる京都所司代及び見廻り組。

かっこ悪い…解釈違いだ…


しかし、そんな中でもまっすぐに誠を貫いている人が居た。
秋の恋人こと*1廣瀬友祐さん演じる斎藤一である。

「お前たちは自分たちだけで新しい時代を作ったと思っているようだが、
 俺たち幕府方の人間は、敗者としてそこに人生を捧げていた」
「そんな明治に巣食うダニどもを始末するのが、生き残った新撰組隊士の責務だ」
「時代にそぐわないと言われようとも、俺は変わらない。壬生の狼魂」

はーーーーーーーーーーーーーー俺たちの誠が生きてる!!!!!!!!



斎藤ら新撰組隊士が隊服を着て戦う幕末シーン、
特に幕末血風録は最高だった。

剣心と桂小五郎率いる維新志士たちが新しい時代を作ろうと決起する1コーラス目が終わると、舞台上に次々と現れる浅葱色の隊服。
青く変わる照明。
刀を手に舞う隊士たち。

「この日本を渡しはしないぞ!!!!」
めーっちゃかっこいい!!!!!!

そこに現れる、赤熊の官軍伝令。掲げるのは錦の御旗。
江戸城が門を開けたぞ!!」

次々に倒れる隊士たちを見渡し、絶望の中で天を仰ぐ斎藤が悲しくも美しく、滅びの美学を体現していた。


彼らに絶望を見せる官軍伝令を演じてるの、うちの推しなんですけどね!!!!!!!!
憎き赤熊姿で、憎き錦の御旗をりりしい顔で掲げる推し!!!!!
二役やって両方新政府側!!!!!!!地雷がすぎる!!!!!!!!!!!!!!


…取り乱しました。

しかし、私の見方が変わったきっかけは、
るろ剣ファンの間では名作として語り継がれる『追憶編』だった。

広大さんもファンで稽古期間中にご覧になっていた作品で、公演中推しサをすると、
観劇した人が広大さんへの賛辞とともに引き合いに出している。
どうやら、広大さんが演じている時代の抜刀斎が主役らしい。ということは、
ド幕末のド新政府側の話

広大さんが「見て」というなら…という思いで、
2回観劇したのちに視聴。
これがとてもよかった。


何がよかったって、まず、維新志士視点の話ではあるけれど、佐幕派も誰も目が死んでなかった
一番かっこいい頃の新撰組がかっこよく登場していた。総司が美少女。

清里…るろステで広大抜刀斎にバッサリ斬られて死んだ清里の最期も、しっかりと描かれていた。
あれは、ただ自分が死にたくないだけの往生際の悪さではなく、愛する人を幸せにしたいという強い気持ちに溢れた最期だった。

るろ剣佐幕派、そこまで解釈違わないわ…


そして、抜刀斎をはじめとする維新志士たちの思いが、討幕派目線で描かれている
新選組好きの私が見るのはだいたい新選組目線の話で、維新志士たちの志の描写にはあまり触れてこなかったのだ*2


追憶編を踏まえて観ると、全然違った。

維新志士たちは、誰もが微笑み合う平和な世の中を作るために剣を振るい、多くの血を浴びた。

そうして出来た明治政府が腐敗したものでも、
そこばかりに目が行くのは結果論で、
維新を志した戦場の彼らの目指したものは違う。
譲れないものがあるから戦うのは、討幕派も佐幕派も同じだった。



緋村剣心

引き続き、追憶編の感想で話を進める。

人を助けたい一心で師のもとを離れ、「権力に使われる」身の抜刀斎となった剣心。
人斬りの仕事を重ねるうちに、
瞳の光は失われていく。

しかし巴と過ごすうちに柔らかい表情を取り戻し、
本物の愛を育んでいく。
野菜を作り、それを食べ、
人々に薬を売り、共に生活すること。
るろステの剣心も何度も口にする「小さな幸せ」とその尊さを、抜刀斎は巴との生活の中に見出したのだと言う。


ちぎさんの剣心は、あんなにも愛らしいのに、
抜刀斎時代を背負った顔をしていた。
時折現れる修羅の片鱗のような目が、
剣心の駆け抜けてきた動乱が
遠い昔のことではないことを思わせる。

山県卿に「人斬りの過去など、私の力で簡単に消せる」と言われた時の、剣心の目。
「おろろ~」とぷらぷらしている姿からは想像もできないような、嫌悪の滲んだ炎が垣間見えた。

巴を喪い立てた不殺の誓い。
奪った命への十字架を十字傷に込めて、
明治を生きる人々のために生きていくことが、
剣心の責務であり望みでもある

ちぎ剣心の静かな「結構です…!」を聞きながら、
(権力を得て維新を終えた気になっている官僚に剣心の何がわかるんだ、ああん???)
と内心山県にメンチきっていた、昨日今日追憶編見たばかりの涙腺がばがば女です。


ところで、
追憶編と巴の人気の理由が分かったところで思うのは、
で、なんで薫なの???

不憫担で儚く美しいものが大好きな私は、
男だったら巴ドストライクだし、
広大抜刀斎が
「お前が愛する人は巴~~~~~~~~~!!!!!」
って美声で歌っちゃうのめっちゃわかる!!

で、なんで薫????????


まぁ私は原作本編まだ見てないから薫の魅力をちゃんと知らないというのは大いにあるのだが、
るろステの剣心を見ていたら、
なぜ剣心が薫に惹かれたのかは分かった気がした


侍の心を失わず剣を振るいながらも、
人を斬らず、人を助けたい。
剣心の愛刀・逆刃刀は、
そんな一見矛盾した剣心の信念を体現したもの。
刀でありながら人を傷つけない。

そして薫が謳う活人剣の心は、「人を活かす剣」。
人を殺す為の剣術で人を活かすという、矛盾。

「剣術は殺人術」
「薫殿の言っていることは、一度も自分の手を汚したことのないものが言う、甘っちょろい戯言でござるよ」

かつての師の言葉を繰り返す剣心。

「でも拙者は、そんな真実よりも、薫殿の言う戯言の方が好きでござるよ」

ああ、そうか、薫も逆刃刀なんだ。
剣術で人を活かすという矛盾を、
血の匂いのしない鋭い刃のようにまっすぐに謳う。
それはまるで、
刃こぼれも油もついていない剣心の逆刃刀のよう。

「巴のことを忘れたことはない」
と剣心は言うけれど、
剣心が薫に惹かれるのは、
今の剣心が新しい時代を生きているからなんだ。

薫派のみなさん、無礼な発言をお許しください。
ステ出のイチゲンの戯言だと思って聞き流してください。



宝塚歌劇退団後に、宝塚時代に演じた男役を再び演じるという異例なカムバックを果たしたちぎさん剣心。
しかし松竹版ちぎ剣心の存在感は、単なる「男役」ではなかったような気がする

剣心を見ている間、ちぎさんが女性だということは忘れてしまう。けれど、だからといって男だと思ってい見ているのかと言われたら、そういうわけでもない。
伝説のちぎ剣心は、緋村剣心というひとりの人間としてそこに居た。

ちぎさん自身、
早霧せいなという人間が、緋村剣心というひとりの人間を演じる」
とおっしゃっていたのが、まさにその通り。
男性も女性もいるカンパニーの中で、ちぎ剣心はどちらにも寄らないひとりの人間として、
その浮世離れした存在感、圧倒的な求心力をもって、舞台の真ん中になっていた。

なんだか不思議な感覚なのだが、他の舞台でも、きっと宝塚でも見られない、
唯一無二の存在が、早霧せいなさんの演じる緋村剣心だった。
これは本当に伝説になるな。


小池に勝てない

『劇団イケコレ』などと言われる小池先生だが、
バリバリのイケコオリジナル作品はおそらく今回初めて観た?のかな??

たぶん私は小池が生きているうちは一生勝てないと確信した。演出が好きだ

そもそも、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(の、特にヴェローナ)が大好きで、年がら年中ロミジュリ(の、主にヴェローナ)を懐古してるおたくなのだ。
言われてみれば好きじゃん小池演出。


バチバチにしびれたのはそりゃあもう幕末血風録なんだが、
セット転換で流れる曲やBGMにも、登場しているキャラクターに合わせた仕掛けがしてあって、
耳も世界観にすっと入っていけるし、単純に耳が楽しい。

剣心VS抜刀斎のラス殺陣も、象徴的でとても見ごたえがある。

舞台の端と橋で、逆刃刀を鞘に納める剣心と、激しく刀を振るう抜刀斎。
剣心の表と中身が舞台の上に表出し、その葛藤が可視化されていた。

剣心は抜刀斎に打ち勝つけれど、抜刀斎は死ぬわけではなく、無言で闇に再び消えていく。
あれは幻覚であり、剣心の潜在意識の化身でもあって、その抜刀斎の闘志こそが、今も剣心の奥底で、維新の戦いを続けさせる原動力となっているのかもしれない


蛇足だが、
広大さんが「ロミジュリに出たい」「世界の王やりたい」「ロミオやりたい」と言っていたのはほんの数年前。
こんなに早くイケコレ入りするとは…有言実行だね、広大くん。絶対出よう。


虚実皮膜

っああ~~~~~~~~~~~もう推しの話してもいいですかッッッッ

本当にすごいんだ、広大さん…私広大さんのことなめてたんだなと思った。
松岡広大」で推しサすると、1日に数人は「松岡広大」という名前を覚えて劇場を後にされていた。


広大推しとして迎える初めての舞台現場。
正直この目で見るまでは、「大したことなかったらどうしよう」とちょっと思っていた。

しかし、広大さんが抜刀斎として刀を抜いて動き出した瞬間、そんな心配や不安はすべて犬にくれてやった
髑髏城で叫んで回って走り回っていたのは
まだまだ序の口だった。

広大さんを観た友人知人に感想を聞くと、
第一声は十中八九「速い」

私も初めて観たとき、
あまりの速さに目ん玉飛び出た。
なんだあの速さ…あんなに速い殺陣、早乙女兄弟以外に見たことない…*3

速さはもちろん、肉を断つほどの重量感のある一太刀。
それでありながら動きは重くならず軽やか。
激しく動いたかと思えば、床を滑ってピタリと止まり、
怯える相手の頸動脈を正確に狙い、無情に斬り捨てる。

ちぎ剣心ともみ合いながら刀を振るい、相手の刀を止める超絶技巧一騎打ち。
一瞬も目を離せなかった。


こんな殺陣見たこと無い。
初めて見る「殺し合い」だった。


彼の殺陣を、芝居を観て、薄ミュバクステでしきりに言われていた「殺気」という言葉を思い出した。
「チャンバラ」には決して見えない、目から動きから、全身から立ち上る殺気。
実は、るろステの殺陣師の一人である六本木さんが、薄ミュで彼らに「殺気」を伝えた人だと後になってわかった。

パンフレットで自身も語っていた。
身体のどこに刃が入り、どの骨を折って倒すのか―――はっきりと相手の命を奪う意志とイメージを持って、刀を握っているんだ
真剣持たせたらマジでヤバイ。

殺陣自体は本物の殺し合いにはなりえない。
だが、そこに込める殺気、刀に込める力や精神力は、ここまで真実味を持つことができるのか。
広大さんが教えてくれた『虚実皮膜』の虚と実が、見事に共存し、殺陣という表現として成立していたように思う。


『追憶編』も、映像とはいえ、肉を断ち血を浴びる戦いが生々しく描かれていて、
彼はここからインスピレーションを受けているとはっきりとわかった。
殺陣に関しても、お芝居に関しても。


巴の背負う過去を知ってもなお、虚ろな目で「トモエヲ…マモル…」とつぶやく抜刀斎。
過去を知られても、愛した抜刀斎を守り刃を受ける巴。
巴の最後の力で頬に当てられた小刀に、
頬を寄せわずかに動かし傷をつけさせる抜刀斎

その姿が、新橋演舞場の板の上で、
巴と、巴の握る復讐の小刀を受け入れ、
深い愛に満ちた許しの表情を浮かべていた広大さんの抜刀斎に、ぴったりと重なった

パンフレットで広大さんは、稽古中に巴への愛が溢れ出たことを話している。
あの愛に溢れた表情は、広大さんの内面から表出した本物の愛情だったんだ…



台詞はガチで4行しか無かったのに、目が口以上にものを言っていたのが印象深い。

新しい時代の幕開けを告げる(憎き*4)凛々しい目
無情に維新志士を斬り捨てる人斬りの冷たい目
愛する人の裏切りに憔悴しながら戦う目
愛する人を許し受け入れる目
愛する人を喪った目
新しい時代を迎えるときがきたら、今の自分は古き時代に置いていこうと決意する目
明治に蘇る亡霊として、もう一人の自分を試す目

この人の目が大好きなんだ。
髑髏城のときもそうだった。
たぶん目から生まれてきた、走る目力。回る目力。



ちぎ剣心の歌う不殺の誓いに合わせて仕草や目を動かす広大抜刀斎。

「いつか戦が終わって新しい夜が明けたら」で
まだ見ぬ未来の「いつか」を遠くに見据える目。
「二度とは人に刃を向けないと」で
「これが最後の戦いだ」と言うように丁寧に愛刀を拾い上げる手つき。
「数えきれないほどの敵と斬り結んだ」戦の日々を想像させる激しくも美しい剣舞

ひとつひとつのシンクロニシティが、緋村剣心/抜刀斎という人物を演じる二人を
一本の人生の上に並べていくようだった


東京楽のラストシーンでは、
あの美しい剣舞で広大抜刀斎が表現した乱世を生き延びた剣心として、
ちぎ剣心がささやかな幸せの尊さを噛み締めて歌っていた。

広大さんが
「剣心の影の部分が嘘にならないように、今の剣心とリンクするように」
と言っていたのを、
ちぎさんが
「剣心の影が広大くんでよかった」
と言ってくださったのを、思い出した。

ちぎ剣心と広大抜刀斎の人生が一本に繋がったのを感じた





原作を知らないからそこまで入り込めないだろうと思っていたのに、ここまで一気に書き上げてしまっているから恐ろしい。
こんなに思い入れを持つことができたのも、広大さんが深い愛情と向上心を持って取り組んでいるのを見せてもらったからだ

開幕前、少しでも疑った自分もいたけれど、信じていたいと思っていてよかった。
松岡広大さんは、役者・表現者として、心から信頼できる人だ。
それを確信できたので、この先の人生で緋村抜刀斎という役は、霧丸と同じくらい特別な思い出になる。

素晴らしい作品・コンテンツ・伝説と引き合わせてくれた広大さんに感謝!
広大さんに出会って好きになれたことに、心から感謝!
大阪公演も、ご"舞"運をお祈りしております!!!!

*1:チャーリー、幸せになってね…ついでにティボルト、私は君の味方だよ…

*2:だって薄桜鬼愛してるからさ。

*3:アフトクにて、太一くんさん様殿に殺陣を師事したとのタレコミが入り、全江戸が納得した。

*4:超個人的見解です。

案の定松岡広大を推している天命

お前いくつ沼に落ちたら気が済むんだよとお思いの皆さん。


うん、私もそう思う。


しかし、「好き」という気持ちはどうにもこうにも自分でコントロールし難く、「好きだ」と一度認識してしまうと、もうストップが利かないんですよね。
それもド真ん中ドストライクに出会ってしまったもんだから、今人生が楽しくて仕方ないです。

 

 


ご存知の方からすれば何を今更な話題ですが、年末年始あたりから、アミューズ所属の松岡広大くんを推しはじめました。


そして本日、広大さん21歳のお誕生日です。
おめでとう〜〜〜〜〜!!!!


今更ですが今回は、いかに広大さんが私のド真ん中ドストライク俳優なのか、私に誰が何をしてどういう経緯でこの沼に至ってしまったか、各戦犯と広大さんへの起訴状として綴ろうと思います。

 

 


出会い


私が広大さんを認識したのは、遡ること1年前。ドラマ『ファイブ』でした*1。岩淵拓依役。

キャラクターとしては私が一番好きなタイプだったはずでした。制服にパーカー合わせちゃう系運動神経バツグンキャラ。にも関わらず、このときは名前を覚えるだけに留まっていました。だってあのドラマは「流司と公人が可愛いドラマ」としか思ってなかったから。笑----止っっっ!!!(拡樹天)

 

 


そんなこんなで私の人生に松岡広大がモブではなく登場人物として登場しました。


そして、1年前のちょうど明日、革命の狼煙は上がります。
劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月のキャストが発表されたのです。

 


と、ここで紹介せねばならない戦犯が、月髑髏キャスト発表後すぐにLINEしてきたYさん。


彼女との付き合いを話し始めるとまた別の沼が絡んでくるので詳しくは割愛しますが、一気に距離が縮まったのは同年1~3月に上演されていた、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』でした。ベンヴォーリオ役として出演していた矢崎広さんはご存知私の推し、そしてマーキューシオ役の平間壮一さんは彼女の推しでアミューズ所属。公演中アクトシアターで会ったり、千穐楽後にモンタギュー会と称して打ち上げをしたりしました。


月髑髏のキャスト陣に連なる平間壮一、そして福士蒼汰の名前を見て連絡をくれた彼女のLINEが、私の月髑髏第一報でした。


「Wそうちゃんじゃん!」「一緒に行こうね!」


そうだ、そうだった。私の目的は当初、数年間茶の間ファンを続けてきた福士蒼汰さんの初舞台だった。
初舞台が新感線で髑髏城…新感線未経験の私ですら知っている、劇団新感線の代表作。しかもその城となるのは、数年前から演劇界を騒がせている、IHIステージアラウンド東京。「客席が回る劇場か~行ってみたいけどきっと無縁で終わるんだろうな~」と思っていた(聞いたところによるとめちゃくちゃ不便らしい)劇場に、思いもよらない推しに呼ばれてしまった。これは行かなくては!メンオンには足を踏み入れてはならぬと思い茶の間にとどまること5,6年、いよいよ現場だ~~~!!!!!


他には?三浦翔平と早乙女太一?おお~三浦翔平を生で見られるのか。早乙女太一は殺陣がすごいらしいな。蒼汰さん勝てる気がしねぇ。あと、須賀健太くん?ナーーーポーーーリータンッッッッ!!!!!

 


んで、蒼汰さんと平間壮ちゃんが出るのが上弦で、下弦は?
宮野真守、おお~これまた下弦の主演もチャレンジングだな。と、鈴木拡樹に廣瀬智紀…!2次元と2.5次元の代表ぶち込んできたか…ちゃんともが出るならこれは1回は行かないとな~。あと木村了と?松岡広大………………あ、拓依くんか。とりあえず智紀のために1回は行くか。

 


と、まぁファーストインプレッションはまじでこんなんでした。ショォォォォォォォォォォッッッッシッッッッッ!!!!!!!!!!!(太一天)

 

 


髑髏城で生の蒼汰さんを見られることを楽しみに過ごすこと数か月。
上弦My初日前夜、私はYさんと共に他の現場に赴き、現場後のアフタートークのためとあるファミレスにしけこんでいました。話題は巡り巡って自分の推しの話、平間壮ちゃんの話、そしてハンサム*2の話へ。
彼女だけでなく、私の周りには他にもアミュクラが居て、彼女たちからアミューズ、そしてハンサムを勧められるたびに私が盾にしてきた言葉は「アミューズにだけは手を出さない*3」。それでも「まぁまぁ見てみなさい、今度髑髏城に出る広大も居るから…」と彼女が見せてきたのは、ハンサムフェスティバル2016のTHRILLでした*4

 


………あっ。
あっ、これダメなやつだ!
この人、わかってる人だ!
えっ、てかこんなかっこよかったっけこの子?!

そもそもアミューズだったのか。
え、聞いてない聞いてない。HA?????

 


噂には聞いていたアミューズ渓谷を恐る恐る覗いてみたら、すぐ真下が底の見えない崖になっていました。


これが、下弦観劇の10日くらい前のこと。カウントダウンは始まっていたのです。
後日談ですが、Yさんはあのファミレスで私にTHRILLを見せたことを覚えていませんでした。チョロヲタはささいなことで沼に落ちるので、戦犯も沼に落としたことを覚えていないことが多い。

 


落下~劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月〜下弦の月


そんな予感をはらみながら、私の3ヶ月に及ぶ髑髏城生活の幕は上がりました。最初は上弦から。
初めての髑髏城、初めてのステアラ、そして初めての福士蒼汰……
なんだこれちょー楽しい!!!!!!!
話もわかりやすくて面白いし、演出がいちいちかっこいいし、座席が動き風を受ける感覚はもはやアトラクション!そして5年越しに初めて目の前で見る蒼汰さんの姿に胸が熱くなりました。あー、5年我慢して初めて見る姿がこれなら茶の間も悪くない……


あと平間壮ちゃんがずっと見たかった壮ちゃんだったのも、初見のときは特に印象深かったです。動く走る回る笑う怒る…犬。すごく犬。霧丸、好きなキャラだ。(確信)


髑髏城すごい。めっちゃ楽しい。


でもこれは序章に過ぎませんでした。

 

 


数日後、下弦の月から廣瀬智紀×松岡広大のさしめしが放送されるということで、ちゃんとも推しの相方と2日間鑑賞。


あーーーーこの子はダメだ(2回目)
一緒にやるのがちゃんともだからというのも大いにあるけれども、ちゃんと進行しっかりするし、スクショタイムもしっかりファンの心掴んでくるし、これで二十歳か、たしかにしっかりしてるな。笑顔が可愛い。髪がふわふわ。10個上のちゃんとも相手にポロポロ出るタメ口も全然嫌じゃない。先輩に好かれるのがうまい子なんだな。ピンクが似合う。意外と話し声は低いんだな…ブツブツ


……ハッ!いかん!思い出せ!こいつアミューズだぞ!!!!!

 

 


これが下弦観劇のだいたい5日前。DAY 5。


ちなみに視聴者プレゼントのサイン入り色紙、ちゃんとも推しの相方が当てて、我が家にあります。額に入れて飾っています。ちゃんとも推しに獲得されやってきた家に、広大推し予備軍が居るとは。うちに来てくれてありがとう。

 

 


そして、DAY 0。下弦の月My初日。
観劇前の目的は主にちゃんとも。そして、あのアミューズの可愛い子がどんなお芝居をするのか。

 

 


幕間にして下弦めっちゃいいbotが稼働しはじめ、あ、そして今、

 

 


はい、崖の上で足滑らせました。


自分でも具体的にどこがそんなにハマったのかわかりませんが、無界の真ん中に突っ立ってるあの柱にドン被りして、ごはん掻っ込む霧ちゃんが1ミリも見えなかった瞬間泣き叫びたくなったのは憶えているから、少なくともあのシーンまでのどこかで足滑らせてます。私のことだからどうせブレイクやったとことかおにぎりたーべちゃおー☆のくだりだと思います。


具体的にどこで落ちたとかそんな細かいところじゃないそうじゃない。あの関東荒野のセットに飛び出してきた瞬間に悟った。ちょこまかと動く機敏さ体幹のブレなさ、言うなれば身体能力、チャーミングな悪がきっぽさ、可愛いだけじゃないことを予感させる存在感そしてサイズ感
登場して3分で察した。何から何までドストライクだこの人。 


もうそこからはロックオンです。
ひょいと持ち上げられるちんまさ、マモちゃんの捨之介と並んだときのちんまさ、機敏な動き、霧丸の未熟さ故の猪突猛進ぷり、目の前の一族の敵を睨みつける目の強さ、一人じゃ弱くて何もできなかったけれど捨之介をバックアップすることで生き生きと活躍する百人斬り、拾われたばかりの頃の反抗期な子犬、主人にしっぽブンブン振る子犬、スケボーアラウンド東京、過去に縛られ復讐に生きるのではなく、再び見つけた居場所で生きる「もう決めたんだ」。

 

 


完全ノックアウトでした。そうでなくても下弦めっちゃいいbotと化しているので、下弦のチケットは当初の予定の倍以上に増え、上弦のそれを超えました。 


ダブルチームが沼ったのは片方を観るともう片方も観たくなる相乗効果でチケットがつい増えてしまうというところですが、それ以上に月髑髏がヤバかったのは、同じチームでも観るたびに中の人が変わったかのように変化していったこと。


殊下弦捨霧に関して言えば、マモ捨は公演期間中盤以降、2幕でずいぶん弱っていくようになります。そしてそれに反比例するように、広大霧は2幕でうんと強くなっていくのです。それもそのはず。昔の仲間を喪って自暴自棄になった捨之介を奮い立たせるのは、他でもない霧丸だから。マモ捨がボロッボロのグッズグズにしょげまくってしまったら、広大霧は地の底に落ちたそのメンタルを更なる強さで引っ張りあげなければならない。自分より5まわりくらい図体のデカいマモ捨を天魔の間から引きずり連れ出す姿が、いじらしくも力強かった。あ〜〜〜〜そういうところだぞ捨霧。


霧丸というか、広大くん自身のメンタル・役との付き合い方もきっとだいぶ変わっていて、12月上旬に初めて観たときはラストシーンで太夫にしっぽ振りまくっていた子犬が、2月上旬には、抱きついてくる太夫を両手広げて「おいで」と受け止めるほどの男になっていた。なんなんだよお前は(泣)

 


見ていて気持ちの良い体使い、コロコロと変わる表情、役と共に成長する内面、そしてその強い目を中心に、私はステージアラウンドするようになりました。
マモちゃんのラジオに下弦男子4人で出たとき、マモちゃんが広大に言ってくれた言葉は忘れません。


「君のおかげだよ。とびっきり若い君が、僕らを繋いでくれたんだよ」


泣きそうになったと広大くんも後日溢しています。本当に頑張ったんだと思います。よかったね。

 


めちゃくちゃ楽しかった髑髏城…千穐楽を迎えるのがこんなに悲しくてお通夜だった現場は初めてでした。客もキャストも永久にどくロスしてる月髑髏勢です。
マモ捨を初めて観たときは悔しくて仕方なかった話とか、下弦を愛してる話とか、それでも上弦の味方で居たい話とか、下弦蘭極が酷い話とか、月髑髏に関しては書きはじめると霧が、もとい、キリが無いので、死ぬまでに二万字の卒論書きます。

 


加速


髑髏城期間中、とにかく広大くんのことが知りたくて、今までどんな舞台に出ていたのか、どんな子なのか、インプットしまくりました。


初期に得た情報が、ナルトだったこと。
「この子が…!」という気持ちでした。宿命を感じたと言っても過言ではありません。何を隠そう私が宇宙一信頼する自担である屋良朝幸くんは、日本で最初にナルトを舞台上に具現化した人でした。観てないけど。


ナルトが2.5次元の『ライブ・スペクタクル』としてまた舞台化されたことはなんとなく耳にしていましたが、それが彼だったとは…一番好きな人と同じ役をやるスペックがあるなんて、そんなもん好きになるに決まってんじゃねーか。歌舞伎版の情報が追加されるまで、ウィキペディアのナルトの項目には、演じた人物として「俳優:屋良朝幸、松岡広大の二人の名前が並んでいたのです。星が一列に並んでる……

 

 


ダンスが得意だということはYさんからの情報で知っていましたが、どうやら語学にも明るいらしい。過去のインスタを遡ると英語でポストしていたり、ナルステの挨拶を英語や中国語で話す動画なども発見されました。
留学経験があるのかと思いきや、渡航経験自体あまり多くないようで、「学校の成績が学年トップだった」ということの延長で現在に至るようです。


これがすごく嬉しかった。
私事ですが、私も学生時代から英語が好きで成績はだいたい学年トップ(過去の栄光)、現在の仕事でも英語を使う機会も多いので勉強中です。
ただ、帰国子女でなければ留学経験も無い。言い訳になりますが、これが今でも結構なコンプレックスです。いくら文法ができても、現地の生きた言葉は喋れない。
それでも広大くんは、英語、中国語、韓国語、どれもコツコツ勉強した語学力で世界で戦っています。その姿にどれほど勇気付けられるか。

 

先日シンガポールで行われたJapan Park Singaporeのトークショーでは、通訳はいたものの、通訳される前にMCの質問内容を理解し、多くは英語でお話していたそうです。語彙や表現に行き詰まり日本語に戻るシーンもあったそうですが、極力現地の方に直接伝わる言葉で話そうとする姿に心打たれる方もいたのではないでしょうか。

 

特にNARUTOというコンテンツは海外にファンも多く、ナルトをきっかけに広大くんのファンになっている海外のファンも多いようです。そうした方にとって、自分にもわかる言語で挨拶したり、インスタを投稿したりしてくれるありがたさ、尊さは、想像に難くありません。

ネルケプランニング社長の松田さんの情熱大陸の中で、松田さんが上海のプロダクションに海外公演のプレゼンをする際、真っ先にナルステのフライヤーが持ち出されていました。作り手が海外進出に力を入れる公演の若き座長が、こうした姿勢で世界に目を向けている。この手のコンテンツを率いる座長として、これほど適した役者はそういないのではないかと思います。

 


これから海外に活躍の場を拡げるほど、語学力もついてくることでしょう。負けていられないなと思います。すごい子です。

 

 

 


そして私が完全にアクセルドーーーーンしたブログがこちら

  

ameblo.jp


ええ、思いましたよ。これは天命だ。
私も大好きなソンライの、大好きなやらくんを見てくれていた。その声に惚れ、エディー・レイクを演りたい、「屋良さんのような表現者になりたい」とまで言ってくれた。
彼の目指す道として絶対に間違いない。そしてこの道を進む背中を追いかけるのは時にしんどくても楽しくて幸せであることも、今の私はよく知っている。屋良担10年選手は、もう彼に将来を約束されたと思いました。

 

ameblo.jp


そして再演をおかわりされた際のこの写真………


………………ん?


この写真、見たことある…桜田通さん…
ソンライ観劇後に何かで見て、「あ、この人さっき後ろの席に座ってたアミューズだ!え、桜田通だったんだ!めっちゃかっこよかった!」と思ったのを鮮明に憶えている…その通さんと一緒に居たということは……

 

 


私これ一緒にソンライ観てるな?!

 

 


一生を約束されたと同時に、一生の後悔がひとつ生まれた瞬間でした。
そうそう、あの日はスーパーアミューズデー*5で、客席にもホワイエにも目を引くイケメンが多く、後ろの席も横一列アミューズ関係者っぽかったんです。通さんは関係者と思しき女性に「ずいぶんハンサム(固有名詞ではない)になったね!」と言われていました。そうそう憶えてる。


……で?!その隣は?!?!


まったく記憶にございませんでした。完全なるモブ。まさかの広大さん、私の人生にもうだいぶ前にモブとして登場してました。私の後頭部越しにやらくんを観ながら、こんなことを思ってくれていたのです。


あの日後ろに座っていた少年を推すことになろうとは…人生何があるかわかりません。

 

 

 


着水~ハンサム後夜祭~


髑髏城期間にそんなインプット作業を楽しみつつも、他現場は続きます。おたくって楽しいね。髑髏城で足を滑らせ崖から転落し、今はまだ滞空中です。落ちてる最中。谷底の沼に着水する時は、思わぬものをきっかけに訪れます。


その日は例のごとくYさんと観劇、そのまま泊まるというYさんにホテルに連れ込まれ()朝まで寝ずに過ごしたのです。何をしていたのか。ハンサム後夜祭2017見てました。後世に語り継がれる、「ビール沼」です。


「ハンサム後夜祭」とはハンサムライブ及びハンサムフェスティバル終了後の出演者の打ち上げで、その模様は生配信、そしてその後、超優良公式動画サイト『ストラボ東京』にて、有料会員限定で見放題配信されます。あれよあれよと言う間にアミューズ渓谷に落ちてくる私を見かねて(面白がって)、Yさんが見せてくれたのです。


これがもう凄まじくかっこよかった。かっこいいしか言えなかった。何がかっこよかったかというと、ビールの飲みっぷりがかっこよかった。


出演者の中にはジュースで参加する人も居る中、最年少の二十歳の広大さん、最初から最後までずっとビール。片時もビールを手放さない。VTRを挟んだあと、手元のビールのカサが増している、ということが5,6回。一人でビール飲み干す吉沢亮「俺も飲みたかったのに〜!」と文句垂れてみる。ビールのカップを持つ手がめっちゃ男。先輩にお皿回したり、カップが空いてきた子に「ビール飲む?」と声をかけ、断られると「そう^^」と微笑み無理強いはしない。お酒入っててもめちゃくちゃ気配り屋さん。そのくせ、コメントの途中でゲップ出ちゃったりする赤子か。


気づいたときにはアミュモバとストラボの有料会員になっていました。


この日の私はたぶんどうかしていました。いや、本当はどうもしていなくて、至って自然な流れで予定調和がごとく広大さんを好きになっていました。あとはきっかけが必要なだけだったのかもしれません。松岡広大を推す」一歩を踏み出すきっかけと、物理的けじめ。
「個人に課金したら推し」という個人的解釈と基準に基づき、この日をもって私は松岡広大推しになるのでした。ファミレスでTHRILLを見せられてから2ヶ月、橋本淳センパイのお誕生日でした。

 

 


沼~スーパーハンサムライブ・ハンサムフェスティバル~


こうしてとうとう私が松岡広大推しとなったタイミングは、Yさんをはじめとするアミュクラ伏兵たちの腕の見せどころでもありました。
吉沢推しの伏兵からSignの動画が送られ、うえたく推しの伏兵からSignとTHRILLのキャプが送られ(Signの押しが凄い)、また別の伏兵からはりゅうりょうのキスシーンが送られ(何故)、これだからアミューズは嫌だったんだよ!!!(全て保存)


そしてなんの予告もなくYさんから手渡された一枚のDVD。
BOYS BE HANDSOME(ハンサム2014)
ついに来たか………


広大さんのハンサム出演は、私が広大推しになった時点で計4回。2013年(ゲスト出演)、2014年(DVD有)、2016年(DVD有)、2017年(当時DVD未発売)。2014年は正式にハンサムデビューした最初の年。当時17ちゃい。

 

研音の同様のイベント「メン・オン・スタイル」は絶対にヤバいから「メンオンにだけは手を出さない」をキメていた私が、この手のイベントでもっともヤバそうなやつについに手を出します。


恐る恐る再生

 

 


やらくんが好きなものはだいたい私も好きですよ。ここからは自分の感想とツイートの一部をダイジェストでご紹介。

 

 

  • 次から次へと出てくるやつが全員ヤバい
  • ソフドリwwwwかわいいwwww
  • ♬ありがとう〜大好きだよ〜心から〜感謝してる〜♬
  • あー、なるほど、ファン感謝祭。こんな世界が。
  • あっ!!広大いた!!
  • 可愛い!!
  • てか、前髪上げてるのかっこいい!!
  • Danger Zoneみたい!!
  • いい曲ばっかじゃん(まだ2曲目)
  • これおたくが好きなやつ(PARTY RIDE間奏)
  • てか、え!広大ちゃんセンターじゃん!ハンサム初参加にしてオープニングナンバーでセンターとか!申し子かよ!かっこいい!
  • デビューした途端に広大をセンターにぶち込むの、「待っていたぞ松岡広大…これからしっかり働いてもらうからな…フフフ」というハンサムの黒幕の思惑を感じる。
  • めっちゃシャカリキ可愛い17ちゃい(;;)
  • 出てくるたびに毎回好きなんだけど、当時まだ17でしょ?勘弁してくれ…
  • ちょっとどうしよう圧倒的に一人だけタイプすぎる
  • (好きに耐えられなくて泣いてる)
  • カット割りがテクニカルすぎて、サブリミナル広大。
  • 広大の気配を察知
  • 10秒戻し
  • いた!!!!!!!
  • なんかww往年の関ジャニ∞みたいな衣装で出てきましたけどww
  • 浮世絵背負ってるww
  • 踊り出す→!!!!!!<●><●>!!!!!!
  • BANG!が好きじゃないおたくなど存在しない…群舞…至高……かっこいい……
  • BANG!はマルチアングル必要じゃない?
  • 広大最高にドストライクかっこいい無理
  • 上から下まで往年の松松みたいになってる
  • 「ハンサム」と書いて「スタミナお化け」と読むんでしょ?
  • 広大見てたら朝だよwwwまただよwwwwくそーーーー!!wwww

 


この段階ではまだハンサム2014しか見られていません。Yさん曰く、「2016(本当にヤバイやつ)は一緒に見る」ためらしい。策士か
後日Yさんとハンサム2016を鑑賞し、その後ハンサム予習復習CD DVD各種を借り受けたのですが、前述したとおり、広大さんが正規メンバーとして出演しているハンサムで円盤化済なのは2年分。

 

 


いや数がおかしいな???
Yさん曰く「サントラも欲しいだろうなと思って」だそうです。現にこの円盤の山で、広大さん出演ハンサムのオリジナル曲はだいたい網羅できました。デキる宣教師は仕事が丁寧です。

 


ハンサム2016は、あの日ファミレスで崖の下を覗いて息を呑んだ、あのTHRILLが収録されています。


んも〜〜〜〜〜無理好き最高!!!!!
ダンスのスキルは言わずもがななのですが、それ以上に魅せ方、表現力が、やはり普段踊る機会の少ないメンバーに比べて一線を画しています


WまさきくんとのLINE Liveで、「ハンサムで難しかった曲は?」という質問に答えたときのことです。Wまさきくんは共に『Festival Night』を挙げていました。振りが細かい上に、群舞の曲であるため全員で揃え、ディティールにこだわっており(広大さんワードチョイス)技術的に難しかったと。なるほど、『Festival Night』を好きじゃないおたくもこの世に存在しない*6


そんな中で広大さんはひとり、難しかった曲に『THRILL』を挙げていました。「どうやったら色っぽく見えるか、すごく研究した」のだそう。


何それ好き………
ハンサムのダンス踊れる勢の広大さんにとって、技術点は取れて当たり前なんです。振りがどうだディティールがこうだといった技術の話から一歩進んだ、表現力の次元で話をしている「振りを踊れるようになるのがゴールじゃなく、そこからどう磨きをかけて自分のものにしていくか」。はい、屋良朝幸さんの言葉ですね。
初めてTHRILLを見たとき、「この人はかっこいいの天才かな?」と思いましたが、この魅力は地道な努力と研究によって能動的に生み出されたものだったのです。広大さん、努力の天才だった。


ハンサムデビューの年にいきなりオープニングセンター、ハンサムのフレジュ曲とも言える曲に参加し、二度目の出演時には生徒会長補佐としてみんなをリード、MC業もこなし、先輩ハンサムに受け継がれる名曲THRILLに選抜。ひたすらに出来ジュだな~と思いきや、最後のご挨拶で感極まって言葉が詰まってしまったり、大好きな神木隆之介先輩の挨拶を聞きながらボロボロ泣いちゃう*7

この子はハンサムに出るために生まれてきたんじゃないかというくらいの申し子。アミューズに入らなければこんな今は無かったのかもしれないと思うと、広大さんを芸能界、そしてアミューズに導いた佐藤健師匠にまで感謝したくなります。電王でありがとう。

 


借り受けたDVDを全て見て、予習サントラも全部聴いて、2014と2016は円盤を購入し、気がついたら2016のハンサムは全員顔と名前が一致するようになっていました。初めてのるひまで初めて見た若手俳優を20〜30人覚えられたんだから、さまざまなテレビや舞台でちょこちょこ見たことのあるアミュメンを覚えるなんざ朝飯前です。広大推しですが、Yさんにそそのかされて伝説の6時間耐久ハンサム2013後夜祭をフルで見てしまったために、若干先輩ハンサムに肩入れしがちです。塁斗壮一はアミューズのだてなべ、航生庄汰はアミューズの辰越、どりたくはアミューズのじまご。ハンサムめちゃくちゃ楽しい。ああこれだからアミューズは嫌だったんだ。

 

 


落石~テニミュ2nd四天宝寺


アミューズ同様に、私が頑なにハマることを拒否してきたものーーテニミュアミューズ所属でテニミュ俳優の松岡広大にハマったのが運の尽きでした。私に禁断の扉を2枚も開けさせた広大さんが本当に恨めしいですが、広大さんのためなら開かずの扉何枚でもあけていいなと思ってしまっているから怖い

 


私が松岡広大沼にハマっていくのを静かに見守っている人物が居ました。ひとりは、るひまと矢崎広を私に教えこんだ、みなさんご存知M氏。M氏の所業に関してはこちらをご覧ください。もう一人はM氏の紹介で出会ったYさん(壮一さん推しアミュクラのYさんとは別人です)。お二人とも私がこうなる前に知り合っていたのですが、実は2nd四天宝寺の亡霊であられたのです。もうこれも運命。


ハンサムを履修した辺りで、テニミュ鑑賞会のお声がかかりました。以前の私なら「テニミュにだけは手を出さない!!」と断固拒否するところですが、なんせ推したてほやほやの推しだけに留まらず、今まで私が渡り歩いてきた沼(主に刀剣と男水)の代表をかき集めたようなキャストラインナップついに禁断の扉に手を掛けたのです。

 


2nd四天とドリライを見せていただいた結果、

 

 


これずっと言いたかった()


ナルト見たときも思ったけど、広大ちゃんこの役オーディションで勝ち取ってるのよね?こんな生ける金ちゃんみたいな子がオーディション出てきたら、選考も何も無くその時点でもう出来レースじゃね?原作読んでないけど。


あと忘れちゃならない壁フライング。

 


見たことあるんだよなーーーだいたいこれと同じくらいの年に春の日生劇場で見たことあるんだよなーーーーよぉいやさぁーー!!!!!

どこまでもスペックが屋良朝幸。デジャヴかな???


金ちゃんをやってた頃と初めてハンサムに出た頃が近くて、この頃はとにかく一生懸命しゃかりきにやることに重きを置いていそうなパフォーマンス。身体能力の鬼。羽根でも生えてるんじゃないかな?天使なのかな?もうめっちゃ可愛い食べちゃいたい。安定の一番ちいちゃい。ただでさえちいちゃいのに、隣に東啓介が並んだりする。ちっちゃい。東京都出身なのに聞いててまったく嫌にならない関西弁。食べちゃいたい。

このめちゃくちゃ可愛いシャカリキフレッシュJr.が、2,3年後には禁断の果実を口に含むわけです。君に堕ちてく底なしDesire。成長期バンザイ。


渓谷の外から思わぬ落石を放り込まれ見事命中し、また沼の底深くに沈むのでした。ぶっちゃけテニミュ自体より推しが可愛すぎるのでそれどころじゃなかったのですが、麻璃央くんの涙は守りたい。

 

 

 

 


そんなような生活を送り、3ヶ月ほどかけてすっかり沼に頭まで浸かり、ドラマ、映画のお仕事をリアルタイムに見守り、秋には待望の現場も控えている中、ハンサムリリイベでは旧知の仲の吉沢推しのおかげで初接触、先日うっかり遭遇とかしちゃって、実に楽しい推し活ライフしてます。


いろんな縁と宿命が繫がって案の定松岡広大を推している人生が、今は楽しくて仕方ない。私をここに突き落とした友人各位には心から感謝しています。君たちのせいです、ありがとうございます。

 

 


松岡広大くん、
改めまして、21歳お誕生日おめでとうございます!
表現、パフォーマンス、向上心、自分のことより周りの人を中心に考えられる広くて大きな器、すべてが大好きです。いろんな縁とカルマがあって今広大くんを応援できていること、これからももっと素敵な役者・パフォーマーになる姿を見られること、心から幸せに思います。


生まれてくれてありがとう!

出会ってくれてありがとう!

*1:ファイブを見るまでの経緯はあえて説明しません。できません。要するに私は譽さんの女です。察してくれ。

*2:スーパーハンサムライブもしくはハンサムフェスティバル:芸能事務所アミューズ所属の若手俳優による、年末恒例ファン感謝祭。その実体は、ミーハーが足を踏み入れたら最後、アミューズ箱推しに仕立て上げられる、悪名高い沼現場。

*3:「〇〇にだけは手を出さない」:往生際の悪いチョロヲタの悪あがき。「テニミュにだけは手を出さない」「メンオンにだけは手を出さない」などに応用可能

*4:今思えば、最初から沼に落とす気満々のセレクトじゃん。畜生

*5:アミューズ俳優出演舞台に、アミューズ俳優がこぞって観劇に来る日(てぃーみき命名)

*6:センキューTETSUHARU

*7:広大さんに限らず、ハンサム全体的にすぐ泣く。なかでも広大さんは筋金入りの泣き虫です。

好きだってことを忘れるくらい、いつも好き

私事ではございますが、2017年1月19日で、やらくんを好きになって10年になりました。

単純に担当歴で言えば、個人的には過去最長になります。
やらくんの芸能生活からすれば10年なんて半分にも届きません。それでも、わたしにとっては既に人生の4割以上。やらくん一筋というわけでもありませんし、10年間ずっと今のように推し活してきたわけでもありません。

ただ、その時々で思ったこと、今思うこと、変わったこと、変わらないこと、今だから話せることを話しておこうと思います。




始まりは2008年のEndless SHOCKでした。
生粋のキンキっ子なので屋良っちのことは以前から知っていたけれど、メインで踊るのを初めてしっかり見て、こんなに踊れてかっこいい人だったんだ…とようやく認識しました。
2008年1月19日 Endless SHOCK 13時公演
席は中列で見づらいしオペラグラスも忘れたし、コンディションは最悪でしたが、そんな環境でもわかる、目を引くライバルでした。


当時わたしはまだ中学生で、自分でお金を出して舞台やコンサートに行けるわけもなく、母のおまけで年に1,2回、SHOCKやキンキコン(とかつんコン)に連れて行ってもらうのがやっとでした。あとは雑誌とテレビ。

この頃やらくんはメディア露出も比較的あって、少プレのMAコーナーや、少クラにも舞闘冠やソロで出演していたので、屋良担なのに茶の間推し活が成立していました。


降りる前は(降りても好きでしたが)かつんを中心に応援していたので、屋良担めちゃくちゃ楽しかった。だってこの頃のかつんって、キプフェとかワンドロとかLIPSとか……



全っ然まともに踊らねえんだわ!!



いやその気だるさ、ワルさが彼らの良さでわたしもそこが好きだったんだけど!!

汗かいてガツガツ踊って、カメラに向かって微笑んで笑いジワ……キンキとかつんが中心だったわたしの目には、とってもキラキラと写ってかっこよかったのです。

舞闘冠の曲を聴くと今でもあの頃のように新鮮にときめきます。だんだん空中分解していったけど、最後の方はソロでも出していただいていて、今思えばとってもありがたかった。




少クラに出なくなったのはあの時からです。
LA留学。
「やらくんの好きな沖縄〜♬」と呑気に修学旅行に行っている間に、当の本人は太平洋を渡っていて、いつ帰るかわからないなんて言います。

修学旅行先で愕然としたのを憶えています。

それもそうですよ。

だって、元担は赤西仁です。

またLAです。

ホテルで叫びました。

「お前もか」



当時は正直「LA、俺はお前を許さない」くらいの気持ちでしたが、ある日突然ひょっこりタダイマ〜って帰ってきて心底安心しました。しかも帰ってきたのも事後報告()

けれどあの時間でやらくんが得たものは大きかったようで、結果としてわたしにとってもプラスにはたらいているので、LA、今回は許してやる。




初単独主演作『道化の瞳』

発表されたときは受験生で、予備校で局メを受信して、たまらなくなって自習室を飛び出してちょっと泣きました。入試で納得の行く結果を出して、晴れやかな気持ちで見に行かないといけない。廊下のベンチでそう奮い立ったっけな〜。

無事に納得の行く結果を出して迎えた春、シアタークリエ。
本編も頭痛くなるくらい泣いたのに、カーテンコールでまた嗚咽するほど泣きました。全キャストに迎えられ、セットを駆け上がって現れる大好きな笑顔。あの景色は一生忘れません。




この10年を語るのに欠かせない舞台PLAYZONE

初めて青山劇場で観たのは2010年で、それから毎年ここに来るたびに「やらくんが宇宙で一番かっこいい」を更新させてくれた場所。特に、ミュージカルで役として歌って踊るやらくんも好きだけど、屋良朝幸として表現するやらくんが宇宙で一番かっこいい。

また、いち表現者として、ダンス番長として、みんなのしぇんぱいとして、その後の事務所内での立ち位置の基盤、唯一無二のジャニーズとしての道を確立していくのが目に見えてきた舞台でもあります。
あと、わたしが個人的にダンスをとても好きになった現場でもある。


一度だけ、ただの一度だけ、青山劇場でやらくんとタッチしたことがありました。

2012年のPZの『ヨイショ!』で、サビ前に目の前に立ち止まったやらくんに震えながら手を出すと、その手をグっと掴んでくれて。そのあとも目の前でサビをまるまる歌ってくれたのですが、なんかもうそのあたりは記憶が薄い。
右手に精一杯の大好きを籠めたあの瞬間は、どの接触イベよりも思い出深いです。


たくさん思い出ができたし、友達もたくさんできた。劇場にいるといつも誰かいた。

「大学のテストが終わってすっきりするまではPZに行かない」というポリシーを頑なに守っていました。だって心から楽しみたかったから!「てぃーみきが青山に来るとゲリラ豪雨になる」と言われても、友達に会うためだけに青山登山するのも楽しかったっけな。

PLAYZONEも、PLAYZONEカンパニーも、PLAYZONEカンパニー担の友達も、わたしの屋良担人生に欠かせない大切なピースです。



あと、こんなこともありましたね。

『青いジャケットの人事件』*1

わたしこの日元旦から泣きすぎて眠れませんでした。悔しかった。

カウコンのやらくんはめちゃくちゃかっこよかったんです。やらくんが宇宙で一番かっこいいって、新年からキャッキャして幸せでした。

それなのに、こんなに素敵な人を、その素晴らしいパフォーマンスを、知らない人がこんなにたくさんいる。
不特定多数の赤の他人とはいえ、わたしの宇宙で一番の人を「誰?」って言われる。
世間に見つかるとかそれ以前に、この現状が悔しかった。

今にして思えば、わたしはまったくの井の中の蛙で、ガキでした。
その後、舞台やミュージカルをジャンル問わず観るようになって、わたしの知らないところに物凄い人がたくさん居て尚且つその道で認められている、ということが見えてきました。
知名度=実力・人気ではない。
やらくんはやらくんで良いものをたくさん持っていて、既に認められているのに、そんなことで落ち込んでいた自分は何様なんだと、今は思います。

でもその時かな。
楽しいときだけいいとこどりじゃなくて、悔しいことも共有するなら、この人がいい。
この人だったら辛くても悔しくても着いていける。
はっきりとそう思うようになりました。
だからあの涙も無駄じゃなかった。




辛い思い出続きになっちゃうけど、あの日のこと無くしてこの人生は語れないので、これも置いておこう。


tea-miki.hatenablog.com


Endless SHOCKはやらくんを好きになった作品。やっぱり特別なんです。それがこんなことになって、自分も少なからず巻き込まれて、いろんな意味でまた特別になってしまいました。
もうすっかり供養したけどね。

SHOCKもPLAYZONEと同じ。
やらくんを好きになった場所で、「やらくんが好き」という気持ちを毎年のように更新してくれた作品。

年々、やらくんだからできるライバル像が色濃くなり、やらくんにしか出来ないことが増え、この後を継ぐ次のライバルなんて現れないんじゃないかと思っていました。

それが今年変革の時を迎える。
後継者に異論はまったくありません。むしろ、彼にこそ継いでほしかった。
そしていつかまた、光一くんとSHOCKが変化を必要としたとき、師弟ふたりが今度はライバル役を獲り合うライバルになるのでしょう。今後が楽しみです。



やらくんが優馬くんにそそぐ大きな愛情の源は、その境遇にあるように思います。メンバーと呼ぶ人たちと道を分かち、ひとりで歩くもの同士。
今でこそひとりでやっているけれど、やらくんはMAのことを絶対に無かったことにしません。

2013年、ジャニーズ銀座に当時のThey武道とひろみ大先生で出たとき。
幸運にも初日のチケットを当て、ずっと見たかったライブの屋良朝幸*2を見られた、最幸の時間の終わりに、やらくんが持ってきてくれた曲。

「僕は昔、MAっていうグループに居て、今日はその曲をやらせてもらおうと思います」

その言葉と『Endless Summer』のイントロで泣き崩れてしまって、まるまる一曲泣きつづけました*3。最前ドセンで辛気臭くてごめんね。でも嬉しかった。やっと叶ったライブ空間に、やらくんがMAを連れて来てくれた。


町田さんが事務所を去ったとき、やらくんは何も言わずに、当時週に一度だったウェブ連載を一週飛ばしました。
その前後で収録されていたはずの少プレでも、やらくんは「MAっていうグループがあって」と話に出していました。

数年後、今はフリーで芸能活動を続ける町田さんの名前を、やらくんがぽろっと連載に載せるようになりました。
事務所を去った人間の話題はタブー扱いの事務所で、かつては「リーダー」と呼んでいた町田さんのことをぽろっと「町田くん」と。


彼の中でMAがいかに大切なものか、口で言わなくても、むしろ言うよりもずっと、切ないほどに伝わってきます。
いつになってもいい。また彼らが同じステージで共演するのを見たい。やらくんならきっとやってくれるはず。
これがそのステージにつながる一歩になることを心から願っています。



辛いことも背負ってファンやろうと覚悟したから、辛いこともたくさんあったけれど、嬉しいことや楽しいことのほうが圧倒的に多いです。
そのひとつが、Jr.を卒業したこと。

tea-miki.hatenablog.com

このブログだって、きっかけは別のJr.が事務所を去ったことだけれど、やらくんを応援するなかでずっと考えてきたこと。それこそ辛いこと悔しいことの種でもありました。

tea-miki.hatenablog.com

ただサイトが独立しただけじゃない。ただ「(ジャニーズJr.)」じゃなくなっただけじゃない。これは大きな一歩だ。

昔、未だデビューしていなことに関してやらくんが「まだスタート地点にも立っていない」と言ったことがありました。
けれどそれから多くの舞台に立ち、自分の道を切り拓いた彼が「スタート」だと言った。
その言葉に、同じ方を見て歩いてこられたこと、この先に見据えているものもきっと同じ方にあることが、なんとなくわかった。


わたしが望むのと同じ場所に向かってくれていると、信じて着いていける人。
1,2年周期で推しが交代するわたしがここまでついてこられたのは、やらくんがそういう人だったから。

ミュージカルの役としてだけではなくて、屋良朝幸として踊るのを見たいと思ったら、「そういう機会を作りたい」と言ってくれる。

振り付け仕事が増えてありがたいと思う一方で、このまま裏方に回ってしまったら…と不安になると、「自分のパフォーマンスありきの振り付け、演出」「自分はプレイヤー」と言ってくれる。

ファンの気持ちを知ってか知らずか、と以前は思っていたけれど、今ははっきりとわかる。
やらくんはいつもわかってくれている。


ただかっこいい、かわいいと思っていた「屋良っち」が、尊敬する人になって、いつからか最上級の愛情と敬意を持って「やらくん」と呼ぶようになった。
もちろん家族でも友達でも恋人でもない。リア恋でもない。「好きな芸能人」で済ますには重い。
この世にたった一人の、特別に敬愛する他人。それがわたしにとってのやらくんであり、「担当」です。

おたくって愛情の種類が多くて幸せです。こんなに特別な人が居ること、おたくをやっていなければ知り得なかったであろう、顔も知られていない他人を想う気持ち。おたくとしてだけではなく、人生における大きな財産だと本気で思います。そう思うようになったのも、きっと担当がやらくんだったから。


一途な10年だったとは口が裂けても言えません笑 でもわたしはわたしなりに、やらくんのことで一喜一憂しながらファンやってきました。
今の楽しい推し活だって、元をたどれば全部やらくんから始まってるんです。

やらくんだけ居ればおたくとして生きていけるとは思わないけれど、他に推しが何人居ても、やらくんが居なければ生きてこられなかった。


「好きだってことを忘れるくらい、いつも好き」*4

そんなふうに、これからもわたしなりに、やらくんを好きでいられたらいいな。

ありがとう。大好きです。今までもこれからも、宇宙で一番信じてます。

*1:あえて詳細説明は割愛。

*2:シアタークリエというロケーションもあってか、本人としては「舞台」という認識が強かったようですが

*3:まるまる一曲背中を撫でてくれていた友人、ありがとう。

*4:スーパーリスペクトすずめちゃん from『カルテット』

Summary of 2017

January

  • KinKi Kids concert
  • Musical "Romio & Juliet"
  • エン☆ゲキ スターピープルズ
  • 幸福な職場
  • Drama "DANSUI!"

First, I enjoyed mainly "R&J".
In 2016, Hiroshi-kun got a strong throat and more fascinating voice to sing, through some musical shows; JERSEY BOYS, THE SCARLET PIMPARNEL. With his new voice, he acted a french-rock musical, which matches my favor! I love not only its music, but also its productions as I recommended this show in previous meeting.
tea-miki.hatenablog.com
Actually I fell in love with Romio acted by Takuro Ohno, but it ends quickly.

Second, TV drama "DANSUI!" started. And finally I saw Ryo Matsuda for the first time on 幸福な職場.
I had not known yet how deep the swamp is and how deeply I would fall in it...

February

  • Yara-kun's birthday
  • Sister Act
  • R&J
  • Endless SHOCK

I was not able to get a ticket of Endless SHOCK on Yara-kun's birthday, so I spend the day with my Yara-loving friends.
2 days later, I went to Hamamatsu to see Sister Act. Its music is so emotional that I can not help crying. The hotel we stayed is comfortable, and we ate very good Gyoza after the show.
Also I went to Osaka to see R&J, with which I saw the last Hiroshi-kun's acting on musical in 2017(too early).

March

  • Color of Life
  • Endless SHOCK
  • The Sparkling Voice 2

I saw the last SHOCK of 2017. Actually I have no sadness of his leaving SHOCK, because it was the best of best of his acting on SHOCK. I want to write about it later.

I like Color of Life the best in Kohei-san's works. Happy expression he shows makes me happy too. This work is full of love.

April

  • Cutie Blonde
  • それいゆ
  • 魔王コント
  • Double Flat
  • Remember Me

Cutie Blonde is one of the best show I carelessly saw. They describes working women more fascinating, happy and cute. They gave me much power. And Sayaka Kanda is soooooo cute!!!!

When I am asked what is the best act to introduce Hiroshi Yazaki, I will strongly recommend 魔王コント. This production challenges contradiction of human relationships and what LOVE is.
On this stage, he shows us his everything; cute face, cool face, acting, fighting and sometimes singing. Every second, there is too much Piroshi.
I hope to show it to all the friends who do not know Piro-san, however, it is not released... the world should be full of sad about it...

May

  • Tokyo Romance Orchestra
  • DANSUI!
  • I LOVE A PIANO

I found the deepest swamp of 2017.
At first, I went to DANSUI! carelessly (even if I had thought something that Homare-san was cool). After my first seeing, actually, I decided that I would be a manager of Ryuho High School Swimming Club for Homare-san.
About DANSUI!, I should write another article. So I leave something to write. Now all I can say is that YOU SHOULD NOT DIE NOT KNOWING DANSUI!

June

  • I LOVE A PIANO

This work is one of Yara-kun's best stage for me... or, rather, the cutest Yara-kun. WHAT A CUTE GUY HE IS!!!!!! And every member of its company is cute too!!!! Many songs sung in this show are beautiful and catchy. I love it. This is the most favorite Yara-kun stage of 2017 for me.

July

How many times I held parties?

I saw Les Miserable in Imperiak Theatre for the first time. That was my wish fi long time. I was very excited. Similarly, RENT is the work that I have longed for seeing.

KinKi Kids Party will be one of the most unforgettable concert in my life. Though they were apart, they are KinKi Kids not ''KinKi Kid''.
I had never sung aloud until the day. Alk of us did so for Koichi, Tsuyoshi and KinKi Kids. The stadium was full of love.

Moreover I went to 接触イベント for the first time, maybe. And finally I succeeded to be a manager of Ryuho High school swimming club!
First, I asked him to let me join them, and he asked me to bring entrance resistration aplications.
Next time I met him, I handed it to him! He laughed and accepted it!
(On this paragraph, ''He'' means Homare, not Mario)

August

  • Finding Mr. Destiny
  • A Story of Moma's Mars Exploration

I found another best stage in 2017; Moma. The moment I saw Piroshi acting Moma, I was sure that it would be the best character acted by him for me. His every expression through Moma moves us and catchs our hearts.
I saw the stage of Shonen Syachu for the first time. Its staging excites me. As named 少年, they excites my adventurous mind. 1/3 of my ticket charge is payed for first 10 minuites.

September

  • Billy Eliot
  • The 一 〜Follow me〜
  • THE CIRCUS
  • 人間風車

I spend my birthday with my sweet honey Kazuya♡ With this show, he showed his everything of this more than 10 yeard spent as Kamenashi, a member of KAT-TUN. The time was full of Kamenashi!

October

  • THE CIRCUS
  • 人間風車
  • Pajama Game
  • 季節が僕達を連れ去ったあとに

THE CIRCUS let me notice that Yarakun is the coolest guy in Universe(for n times).His dance excites me very much. However I think he can do more. Episode 2 should be more aggressive for him.

I had never had such a fearing experience as 人間風車. The fearing peculiar to acting does not let us run away. Of course iy has funny scene, but especiallr latter part, it keeps frightening us. All we can do is just be seated and take it. After seeing, we feel something not good.

When I saw 季節が僕達を連れ去ったあとに last year, Piroshi changed my think about acting.
He lives as a character rather than act.
He acts the same character, Taichi Yamada again, but his LIFE in the stage is different from last one. Even less than 2 hours, he lives as Yamada and spend ''60 years'' with Shuji Terayama. Therefore he can cry as Yamada at the last scene.
Every time I saw this acting, I notice that I like his living ---the way to act.

November

Finally I fell in another deep swamp of 刀ミュ. I wanna write about it after its over.

Also I went to another 接触イベ. Fortunately I had more times to talk to him than usual. I took all my fortune to get his smile (or laughter) at me.

** December

DOGFIGHT is my favorite musical. Yarakun and especially Masakun live another lives with Yatachan. It is my result ti accept Yatachan's Bernstein.
Yarakun's new evolution is, I think, acting. His acting has become more natural. I became to want him to act on a straight playing.

My carelessly best stage was Cutie Bronde until I saw 月髑髏. I feel hard to write about it like 刀ミュ. My pleasure is that I could see Sota. Every time I see 上弦, he shows me surprising evolution. I'm looking forward to his life as an stage actor.
Additionally all I can say now is following.

下弦めっちゃいい。



This year, I tried to see the works which I have wanted to see as many as possible. So I can get many experiences and fall in wonderful swamp. I never reglet to do so. And I will do so next year too!

推しが結婚しました。

異性の「担当」や「推し」がいるおたくにとって避けては通れない議論がある。


「担当や推しの結婚、許せる?」


答えは十人十色だろうが、ついに私の答えが出た。


※意見・感じ方には個人差があります。あくまでも私個人の考え方です。



私の贔屓にしている俳優、つまり「推し」である矢崎広さんが、ご結婚された。

第一報は、定期的に送られてくるファンクラブ会報に同封された、本人直筆の手紙(印刷)。



第一報


2017年7月3日。

今年初めての猛暑予報の出た、とても熱い日だった。



その日昼から夜遅くまで仕事のあった私は、遅刻ギリギリでポストも見ずに昼前に家を出て、無事乗り込んだ電車で汗を拭きつつ携帯を開いた。

みんなが騒ぐような特段に大きいニュースは無さそうだが、なんだか一部で不穏な空気が流れている。それもぴろクラさんばかり。



どうやら、今日届く会報に「何か」が入っているらしい。



あー、会報来てるならポスト見ればよかった…と思いつつ、ただならぬ空気を察知し、見なくてよかったと思うことにして思考を止める。今日は兼ねてから準備してきた大事なお仕事の日。個人的事情でテンションを下げるわけにはいかない。

仕事が終わるのは22時。終わってからTwitterを開いたら、誰かが内容をツイートしているかもしれない。
ただボーッとしていても、Twitterを開けば情報が流れ込んでくるのが日常だけれど、今回はそれではいけない気がする。

大事なことは、ちゃんと本人の言葉で初めに知りたい。

気になるけど……今日はTwitterを見ないことにしよう。



そう思い、休憩中も退勤後の電車の中でも、ヲタ垢のTLは一切見ず、ひたすら黒羽麻璃央のインスタを遡り、ひたすら薬研藤四郎を錬結しつづける*1



電車を降りて最寄りから家に着くまで歩く道のりは、生きた心地がしなかった。

その日一日止めていた思考をフル回転させる。

何が入っているんだろう?
何を言われるんだろう?
移籍しますとか?
ミュージカルもうやりませんとか?
引退だったらどうしよう
声のお仕事一本にしますとか、前例があるから有り得るし怖い
お芝居も歌も大好きなのに
もっともっと観ていたいのに
どうしようどうしよう

もしかして

結婚…?



早く帰りたいような、まだ家に着きたくないような、複雑な気持ちのまま、這うようにして家に着く。

自室に入ると「はよ読め」と言わんばかりに立てかけられている、いつものファンクラブ会報が入った封筒。
いつもはメール便で届く封筒が、日付指定までされている。

封筒の中には、いつも通り良質な会報と、会員継続振り込み案内、そして、意味深な白い封筒がひとつ。


震える手で白い封筒を開く。


無地の紙の上には、印刷された彼の自筆の文字が並んでいた。

6月に入籍したこと
これからも仕事は続けていくこと
応援してくれているファンへの感謝


わたしの心に浮かんだ言葉はこれだ


(中の人は喉と心の声とツイートが連動しているタイプのツイ廃です)



手紙の内容としてはよくある文面だけれど。

いつも会報に載る直筆メッセージは「行という概念?」というくらい自由に書かれる、お世辞にも上手とは言えない字だ。

それが綺麗に行を揃えて、難しい漢字も窮屈そうながらもきちんと収まっている。

下に便箋敷いて書いたのかな
難しい漢字も調べて書いたのかな
一文字一文字丁寧に書いてくれたんだな
緊張しただろうな
不安だったろうな

そんな姿を想像すると、いじらしくて、愛おしくて、たまらなくなる。


すべてを知った上でTwitterをようやく開くと、もうすでにそこら中でぴろしの結婚が噂されていた。でもソースはわかっていない、という状況。恐らく、ファンクラブ会員の誰かがネットに流したのだろう*2

彼が自らのTwitterで結婚を公表したのは、会報が届いた翌日の夜だった。




推し」の結婚


好きなタレントの結婚について議論になる度「そういう対象として見ていないから、普通に祝えるだろう」とは思っていたし公言もしてきたけれど、
それは自分の無意識の強がりかもしれない、その時になってみないとどう思うかは想像ができない、というのが本音だった。

好きだった人なら経験はあるが、現役バリバリで好きな人がリアルタイムで結婚したことはない。今の2トップはもう適齢期と言えるから、自分がどうなってしまうのか、傷つかない自信があるからこそ、その時を迎えるのが怖かった。



会報が届いた日、Twitterの噂で彼の結婚を知った相方が、私のことをたいそう心配したそうだ。泣きながら帰ってくるんじゃないかと笑


たしかに泣いた。

でもそれはショックの涙ではなくて、「引退じゃなくてよかった」「これからも彼の芝居を観られる」「嬉しい」「間違いなく幸せな家庭を築くはず」「おめでとう」「コングラッチュレーション」「幸せになってくれなきゃ困るぜ」「ベイベー」「素晴らしい未来へ」「愛を叫べー!!」の涙である*3


心配していたような負の感情が、まったく湧いてこなかったのだ。



こうなったことで応援しなくなるとか見方が変わるとか、そんなことは無い。

すべてを知った上で彼のお芝居を観たとき、前のように楽しめなかったり何か違和感があれば、私にとっての彼も、彼の芝居も、それまでのものだったってことでその時は納得もするんだろう。

でも、現状その兆候は全く見られない。舞台に立てば、板の上の人生を生きてみせて、板の外でのことを考える余地を与えない。そういう信頼の上で彼が、彼の為す仕事が、総じて好き。これからもきっと変わらない。



そもそも私のおた活における「好き」の究極のかたちは、まさにここに核心がある。

ステージの上に立つ人・画面の向こう側にいる人としての彼ら、その表現やパフォーマンス。それらに対して全幅の信頼を寄せ、魅了される。それこそが私の「好きな人」なのだ。
私としては、プライベートまで知り尽くして好きになる必要は無いし、人の道に外れさえしなければとやかく言う気もない。

極端な話、これからもステージに立つ姿を見られるのなら、結婚は大したことじゃない。
死没や逮捕、引退・脱退の方がよっぽど痛い*4

その究極のかたちにまで「好き」を昇華できていれば、よっぽどの酷いスキャンダルでなければ熱愛も結婚も大したダメージにはならないのだ*5


「好きなタレントが結婚したら」という永遠のテーマは、やはり自分で分析していた通り、「普通に祝える」が私のFAだった。

さらに、こんな風に想える人は長いことやらくん一人だったが、ひろしくんへの想いがそこまで昇華できていたことに今更気付き、この気持ちをずっと大切にしたいとも思えた。





本人の言葉で


ところで、「"誠実"という概念を擬人化すると矢崎広になる」というのがわたしの口癖だが、今回もやはり彼の誠実さに曇りはなかった。

ファンクラブ会員にだけ先に公表したことに否定的な意見もあったようだが、私としては至って誠実な対応だと思う。
お金を払っている人に利があるのは商売として当然だし、それはファンを「差別」するだなんてことでは決してない。

一番に伝えるべき人に、一番最初に確実に伝わるように。


早々にネットをシャットアウトした自分の判断も正しかったと思っている。
大切なお知らせは、やはり本人の言葉で第一報を聞きたいものだということは、ここ数年で嫌というほど痛感してきた*6

その術に、古風であたたかみのある手紙を選択するところにも、丁寧に丁寧に綴られた一文字一文字にも、彼の誠実さを感じずにいられない。








「あぁ、この期に及んで、私はまた矢崎広に惚れ直してしまっているんだなぁ…」


推しの精一杯の誠実さにくるまれて、今までの彼のこと、これからの彼のことを考えながら、そんなことを思って、寝る前にまた少し泣いた。


週刊誌にすっぱ抜かれることも無く、最近なにかと話題の「匂わせ」どころか、年中無臭である。


お仕事にもファンにもこんなに誠実に向き合う人だから、奥さんのこともこれから増えるかもしれない家族のことも必ず幸せにして、あたたかい家庭を築いていく。
そしてその責任と覚悟が、彼の役者としての表現力により磨きをかけるのだろう。






私が好きになった人は、多くのファンを持つ俳優として、人として、とても出来た人です。





広くん、

あなたを好きになって応援していきたいと思った1年半前の私は、最高に冴えていたよ。

「好きな人」の幸せを心から願い祝福するこの気持ちを、最初に教えてくれたのがあなたでよかった。

あたたかい家庭を背負って舞台に立つ背中に、これからも見失わずについていける。


舞台の真ん中から満足げな笑顔で言ってくれた「愛してます」という声を、あなたの喉が大好きなこの耳はまだちゃんと覚えてるよ。

だから、舞台の上のあなたに、客席の私はこれからも叫び続ける。

「私も愛してます」


あなたを好きになって本当によかった。


ご結婚おめでとうございます!!
末永く、お幸せに!!

*1:なかなか衝力が納得いかない

*2:その辺の情報倫理に関して話し出すと論点がずれるので割愛

*3:これこそがトゥルーラブ

*4:ついでに言えば、何度経験しても慣れない

*5:これが中山優馬とか宮舘涼太とか黒羽麻璃央なら話は別だが、これも割愛

*6:検索ワード:「重大発表」「生放送」「特別歌番組」「赤いコート」

Red and Blue ~The colors of harmony or battle

  
ジャニヲタ英語部Speaking第20回開催のお知らせ - 咲き誇れ。

 

途切れ途切れではありますが初回から参加させていただいているジャニヲタ英語部が、今回で20回目!社会人になってからなかなか都合が合わずしばらく欠席だったのですが、ひさしぶりに参加させていただきました。

 

以下、今回の英語部で行なったプレゼンの全文です。要は何が言いたいかって、ロミジュリは絶対ジャニヲタ大好きだから見てくれ

ってことです。

 

プレゼンでは動画も使用し、その箇所は進行のため---Video---と表記してます。動画の一部はリンクも貼りますので、ご覧ください。

あくまでもカンペなので文法等々ご容赦ください笑

 

---------------

 

With two colors of Red and Blue, what do you recall? Sometimes they mention the color of gender, emotion or something.
However I strongly think that a pair of Red and Blue means something special for us and attract us. I'm talking about two sides of the pair.

First, Let's talk about what you recall with these two colors.
---Discuss---
For example, men and wemen, anger and sadness, hot and cool...and more. As you know, they are often used as the colors of two things opposed.
Based on this conclusion, let's see the two aspects of this pair.

 

One is the colors of Symmetry.
In johnny's, Symmetry means a pair of boys whose posissions are located in opposite side, which sometimes means that two boys are have a special relationships and share a common destiny.


The most famous Red and Blue Symmetry---I think --- is KinKi Kids. Koichi is Red and Tsuyoshi is Blue.
When they got debut, the colors are given to them just to distinguish them.

 

However the two boys have grown up to be the two men, making their differences clearly.

How they are different can be seen in their own solo performances. Koichi focuses on dances and staging as a show. He always does his best to make the same show everyday, and in order to do so he does reharsal so many times. on the other hand, Tsuyoshi focuses on music he make with his company in that moment. So his reharsal is simple and rough.
They have more things opposed like the colors of Red and Blue. However or therefore, they can make the best harmony which can be made only by themselves like the performance of "薔薇と太陽".
---Video--- 
KinKi Kids is the first Johnny's that I love, so it might be just my idea. If you know Red-Blue Symmetry---except Date-Nabe, please show it. They must be precious like KinKi Kids.

 

The other aspect is two goups which fight.
Some of you may imagine them with Red and Blue, and which can be due to DREAM BOYS.
---Video---
Its story is composed with the background that two groups fight. In this musical, there are some songs that shows the situation of oppositon---Kazuya, Yuta, Yuma or so and Champ. These songs are very cool and attracting. As I thought, Johnny's fan loves two opposite groups (of nice guys).


Also the musical CROSS HEART is acted by two opposite groups led by Yuma as Red team Bourgogne and Yara-kun as Blue team Liberete. There are many battles with dance and sword, though they are best friends. They killed each others swearing their friendship of afterlife. Yuma and Yara acting these two guys fighting are very attractive because we fan love the firm bond between Yara-Yuma.

 

And then, I have very the recommended musical for you ---Musical Romeo & Julliett!
It is the most famous story of Shakespeare and is also the story of people who belong to opposed groups.

In Verona, there are two families Montagues and Capulettes. They have fighted from long long time ago. One day, Romeo, son of Montagues and Juliet, daughter of Capulettes fell in love. However they are disturbed because of their background, and at the end, they died together.
In this musical, they live in modern time. They have smartphones, use computer, and when he went to Juliet's balcony, Romeo says"Please tell me your cellphone number! " It is very progressive Shakespeare. But therefore it can be familier to us.
By the way, its songs are kind of rock, and its type of dance is kind of hip hop. So you must like it.
---Video---

古川雄大ら「世界の王」ほか2曲を熱唱!『ロミオ&ジュリエット』プレスコール - YouTube

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』- 舞台映像 - YouTube


I really recommend you!

 

As I talked, Red and Blue have some special relationship I think. Thank you for your listenig.

ジャニヲタに警告する、楽しい外部俳優のハマり方

Twitterの方をご覧の方々はご承知だろうが、
剛金田一に始まるジャニヲタ20年選手のこのわたくしが今、
空前のジャニーズ離れにある。

・・・いや、ジャニーズ離れは言い過ぎた。
単に外部舞台の観劇数が格段に増えている。
それもこれも全て、この一年ほどでゆっくりと、しかしズブズブと引きずり込まれた、
矢崎広という恐ろしい沼の仕業である。

昨年末のやらくんの舞台『ドッグファイト』に始まり、
ありとあらゆる資料をもとにあっさりとハマり、
3月に『ETERNAL CHIKAMATSU』、
4,5月に『私の頭の中の消しゴム』、
そして7月に『JERSEY BOYS』と、
実に充実した観劇ライフを送ってしまっている。

一説によると、ここ数日のわたしのツイートの8割をぴろしが占めているらしい。
いやいやそんな、バカな。ハハッ。

 
わたくしのヲタク人生にかくなる革命が起こっている今、
矢崎広の喉がいかに素晴らしいか、矢崎広の芝居に見る「生きる」とは、
といったテーマを書きたい衝動をぐっとこらえて、
今回はジャニヲタへの警告を示したい。

外部俳優の沼は広く、深く、そして今着実にジャニヲタを脅かしつつあると。


今回は、わたしの実体験をふんだんに盛り込みつつ、楽しく外部俳優にハマるための三要素を取り上げていく。



第一に
ジャニーズの自担が外部舞台に出ること。
まずは出会わなければ仕方ない。そしてこの出会いが、わたしの場合は上口耕平であった。

2014年10月、自担であるやらくんの三度目の主演舞台であり、再演でもあったミュージカル『道化の瞳』。
再演のニューフェイスで参加したのが彼であり、もうそれはそれはひどいジャニヲタホイホイだった。

まず役柄がかわいい。一幕では新米医師(看護師?)、二幕ではおちゃらけた道化を演じ、
終始笑顔がかわいい。天使かな。

客席に降りて来て客から投げ銭をもらうなんて演出もある。
夏の青山劇場がごとく触れ合いによって着実に新規ファンを撃墜していく。

ということで第一の警告。

ジャニーズタレントの外部舞台出演が多くなっている今、
自担の現場とはいえ軽率に観に行くと、どこに沼があるかわからない。




第二の要素は、沼の開通である。

例にもれず、というか、例に忠実にわたしは上口耕平にハマり、
11月、12月と続いた彼の出演舞台に足を運んだわけだが。

結論から言えばわたしは運が悪かった。
あまりにもタイミングが良すぎた。
この12月の舞台が新たな扉だった。

時は12月、明治座。黒幕の名はる・ひまわり
奇しくもこの年、上口耕平初参加となった、知る人ぞ知る年末恒例行事。
そこは一度足を踏み入れると、大小さまざまな沼が軒を連ねる、沼の見本市だった。

ここはにわかがうかつに語ってはならない沼地なので詳細は省くが、
一度の観劇と、一度の上映会を経ただけで、20~30人の若手(から中堅まで)俳優を覚えてしまう。

同じ衣装を着てバックで踊るJr.を見て次々に顔と名前を覚えるJr.担には、
全員別々の衣装で、全員に役名があるなんて、覚えるのは朝飯前だろう。

それが数組に分かれてアイドルグループのパロディーなんかやってくれたりする。
ジャニーズをパロってくれたりする。団扇を持てたりする。そりゃあもう楽しい。

ジャニーズはみんな顔も名前もキャラも大体つかめている。
そんなマンネリ気味のヲタク生活に刺激を与える、初めて見るイケメンたち。
この子かわいい、あのひとかっこいい、歌がうまい、ダンスがうまい(ごく一部)。

Jr.ハマりたての頃、顔と名前を憶えてコンサートに行き、
そのコンサートでまた気になるJr.を見つけて名前を調べ、少クラで探すように・・・

なにごともハマりたて、覚えたてが楽しいものである。
先週まで見たこともなかった俳優の顔と名前をおぼえ、Twitterをフォローする。
流れてくる情報でいつの間にか外部俳優にどんどんくわしくなる。
俳優同士の共演や交友関係から、次から次へと沼が繋がり広がっていく・・・


自担の外部舞台を観に行ってからここまでくるのにたった2か月である。
ここで第二の警告。

軽率に足を踏み入れた外部俳優がるひま常連だったりすると、事態はより深刻なものになる。

たまたま観た外部舞台で可愛い子を見つけたら、終演後携帯の電源を入れ、速攻でググるべし。
過去出演作にやたら「る」を推すタイトルの作品があったら、そいつはヤバい




第三の要素。
身内による熱心な布教と、資料の多さ、求めやすさ。

明治座にてより深い沼に開通し流れ込んだ先に待ち構えていたのは、
意外にもまったくの別ルートで知り合っていたジャニヲタの某友人・M氏であった。
彼女は歳末明治座の原点ともいえる戦国鍋TVからのこの沼の(自称)にわかで、
るひま常連のありとあらゆる情報をわたしに教え込んだ。
その知識の一つにすぎなかったのが、矢崎広だった。

12月の時点で、耕平さんは翌年3月に『ミュージカル・タイタニック』に出演することが決まっていた。
戦国鍋TVからのるひまファミリーのぴろしも同じく出演が決まっており、
まんまとるひまを楽しんでいるわたしに、M氏はここぞとばかりにぴろしを推してくる。

彼女がぴろしに関して最初にわたしに与えた知識は、
ダンスの振り付けが覚えられなくて泣いたこと」。


曲がりなりにも屋良担に、PZのクオリティーに慣れきった屋良担のわたしに教えたエピソード。

振り付けが覚えられなくて泣いた・・・だと・・・


なにそれ愛しい・・・!!!(そっちだった)



そして、3月のシアターコクーン。豪華客船の上で、わたしは矢崎広に出会った。
ちょこまかちょこまか動き回ってかわいいなぁと思ったら、突然いい声で歌いだすこの振り幅。

でもこのときはそこまで気に留めていなかったのが正直なところである。
フライパンだかなんだかカンカンたたいて「○がつ○にち!」って
ひらがなしゃべりがかわいくてちょっと肩が震えたり、
色気ある歌声に、おいこれ本当にあのひらがなしゃべりと同一人物かよと思わず双眼鏡握ったり、
本当にたったそれだけである(言い訳がましい)。



だがしかし、カルマというものは本当に恐ろしいもので、
やらくんの主演舞台に矢崎広の出演が決まったのはそれから半年もしない頃である。
またしても沼の開通・・・

ドッグファイトをきっかけにわたしがまんまとぴろしかわいいBOTになり果てた頃合いが、
某友人・自称鍋ソムリエM氏の腕の見せ所だった。

Twitterの140字フルに使っての過去出演作のおすすめラインナップ、
るひま公式が流している動画資料の提供、
その他資料提供・・・

図書館司書にでもなればいいんじゃないかな・・・


そしてここでカギとなる、ジャニーズとの大きな違い。メディア資料の多さ。

YouTubeに公式動画があるうえに、イケない動画もジャニーズほどの検閲の厳しさはない。
本人によるTwitter、ブログ、共演者のTwitter、ブログに上がってくる近況や本人の写メ(無料)。
過去作品やツイートまで、かなりさかのぼって楽しむことができてしまう。

M氏に紹介された過去作品から、また別の沼を見つけ、Twitterをフォローし、
過去共演者同士がたまーにリプでやりとりするのを見て狂喜する。Endless沼


無料でここまで楽しめちゃっていいのか・・・いやよくない。
生で芝居を観たい、歌を聴きたい。そして軽率に現場に行くわけだ。


だがしかし、作品や会場にもよるが、ジャニーズより現場単価が安い。
某トンチキワールドに一回行く費用で、300人以下のキャパで面白い芝居が二回見られる。
コスパがいい!!

さらに、ジャニヲタ最大の悩みであるところのチケットの入手に関しても、
良心的な空席救済サイトで開幕後にでも入手が可能(当然定価、もしくはそれ以下)で、
なんならフラッと会場に行って、さくっと当日券で観られちゃう。

日々入手困難なチケットの争奪戦に揉まれているジャニヲタには、非常にお求めやすい(?)

過去作品で好きなところに出会うのもいいが、
今の姿を生で見て、新しく好きなところを見つけるのが楽しいのはジャニヲタと同じである。

こうして手軽に、軽率に、ズブズブと戻れない深みへと落ちていくのである・・・




近年、ジャニーズJr.でも外部舞台に出演し、事務所外の俳優との共演が増えてきている。
軽率にハマると、その手ごろさゆえに、簡単に戻れなくなる可能性が高い。

もし自担が外部舞台に出ようものなら、
共演者が発表されたらまずググり、危なそうな沼には警戒心を持って、
もしくは頭から沼に突っ込むくらい前のめりに臨むよう、警告したい。



全ジャニヲタに次ぐ。
芸能界は君が思っているよりずっと広く、
そして君は君が思っているよりずっとチョロい。