STARMANN

いつか光を超えて、わたしを空へ連れ出して

好きだってことを忘れるくらい、いつも好き

私事ではございますが、2017年1月19日で、やらくんを好きになって10年になりました。

単純に担当歴で言えば、個人的には過去最長になります。
やらくんの芸能生活からすれば10年なんて半分にも届きません。それでも、わたしにとっては既に人生の4割以上。やらくん一筋というわけでもありませんし、10年間ずっと今のように推し活してきたわけでもありません。

ただ、その時々で思ったこと、今思うこと、変わったこと、変わらないこと、今だから話せることを話しておこうと思います。




始まりは2008年のEndless SHOCKでした。
生粋のキンキっ子なので屋良っちのことは以前から知っていたけれど、メインで踊るのを初めてしっかり見て、こんなに踊れてかっこいい人だったんだ…とようやく認識しました。
2008年1月19日 Endless SHOCK 13時公演
席は中列で見づらいしオペラグラスも忘れたし、コンディションは最悪でしたが、そんな環境でもわかる、目を引くライバルでした。


当時わたしはまだ中学生で、自分でお金を出して舞台やコンサートに行けるわけもなく、母のおまけで年に1,2回、SHOCKやキンキコン(とかつんコン)に連れて行ってもらうのがやっとでした。あとは雑誌とテレビ。

この頃やらくんはメディア露出も比較的あって、少プレのMAコーナーや、少クラにも舞闘冠やソロで出演していたので、屋良担なのに茶の間推し活が成立していました。


降りる前は(降りても好きでしたが)かつんを中心に応援していたので、屋良担めちゃくちゃ楽しかった。だってこの頃のかつんって、キプフェとかワンドロとかLIPSとか……



全っ然まともに踊らねえんだわ!!



いやその気だるさ、ワルさが彼らの良さでわたしもそこが好きだったんだけど!!

汗かいてガツガツ踊って、カメラに向かって微笑んで笑いジワ……キンキとかつんが中心だったわたしの目には、とってもキラキラと写ってかっこよかったのです。

舞闘冠の曲を聴くと今でもあの頃のように新鮮にときめきます。だんだん空中分解していったけど、最後の方はソロでも出していただいていて、今思えばとってもありがたかった。




少クラに出なくなったのはあの時からです。
LA留学。
「やらくんの好きな沖縄〜♬」と呑気に修学旅行に行っている間に、当の本人は太平洋を渡っていて、いつ帰るかわからないなんて言います。

修学旅行先で愕然としたのを憶えています。

それもそうですよ。

だって、元担は赤西仁です。

またLAです。

ホテルで叫びました。

「お前もか」



当時は正直「LA、俺はお前を許さない」くらいの気持ちでしたが、ある日突然ひょっこりタダイマ〜って帰ってきて心底安心しました。しかも帰ってきたのも事後報告()

けれどあの時間でやらくんが得たものは大きかったようで、結果としてわたしにとってもプラスにはたらいているので、LA、今回は許してやる。




初単独主演作『道化の瞳』

発表されたときは受験生で、予備校で局メを受信して、たまらなくなって自習室を飛び出してちょっと泣きました。入試で納得の行く結果を出して、晴れやかな気持ちで見に行かないといけない。廊下のベンチでそう奮い立ったっけな〜。

無事に納得の行く結果を出して迎えた春、シアタークリエ。
本編も頭痛くなるくらい泣いたのに、カーテンコールでまた嗚咽するほど泣きました。全キャストに迎えられ、セットを駆け上がって現れる大好きな笑顔。あの景色は一生忘れません。




この10年を語るのに欠かせない舞台PLAYZONE

初めて青山劇場で観たのは2010年で、それから毎年ここに来るたびに「やらくんが宇宙で一番かっこいい」を更新させてくれた場所。特に、ミュージカルで役として歌って踊るやらくんも好きだけど、屋良朝幸として表現するやらくんが宇宙で一番かっこいい。

また、いち表現者として、ダンス番長として、みんなのしぇんぱいとして、その後の事務所内での立ち位置の基盤、唯一無二のジャニーズとしての道を確立していくのが目に見えてきた舞台でもあります。
あと、わたしが個人的にダンスをとても好きになった現場でもある。


一度だけ、ただの一度だけ、青山劇場でやらくんとタッチしたことがありました。

2012年のPZの『ヨイショ!』で、サビ前に目の前に立ち止まったやらくんに震えながら手を出すと、その手をグっと掴んでくれて。そのあとも目の前でサビをまるまる歌ってくれたのですが、なんかもうそのあたりは記憶が薄い。
右手に精一杯の大好きを籠めたあの瞬間は、どの接触イベよりも思い出深いです。


たくさん思い出ができたし、友達もたくさんできた。劇場にいるといつも誰かいた。

「大学のテストが終わってすっきりするまではPZに行かない」というポリシーを頑なに守っていました。だって心から楽しみたかったから!「てぃーみきが青山に来るとゲリラ豪雨になる」と言われても、友達に会うためだけに青山登山するのも楽しかったっけな。

PLAYZONEも、PLAYZONEカンパニーも、PLAYZONEカンパニー担の友達も、わたしの屋良担人生に欠かせない大切なピースです。



あと、こんなこともありましたね。

『青いジャケットの人事件』*1

わたしこの日元旦から泣きすぎて眠れませんでした。悔しかった。

カウコンのやらくんはめちゃくちゃかっこよかったんです。やらくんが宇宙で一番かっこいいって、新年からキャッキャして幸せでした。

それなのに、こんなに素敵な人を、その素晴らしいパフォーマンスを、知らない人がこんなにたくさんいる。
不特定多数の赤の他人とはいえ、わたしの宇宙で一番の人を「誰?」って言われる。
世間に見つかるとかそれ以前に、この現状が悔しかった。

今にして思えば、わたしはまったくの井の中の蛙で、ガキでした。
その後、舞台やミュージカルをジャンル問わず観るようになって、わたしの知らないところに物凄い人がたくさん居て尚且つその道で認められている、ということが見えてきました。
知名度=実力・人気ではない。
やらくんはやらくんで良いものをたくさん持っていて、既に認められているのに、そんなことで落ち込んでいた自分は何様なんだと、今は思います。

でもその時かな。
楽しいときだけいいとこどりじゃなくて、悔しいことも共有するなら、この人がいい。
この人だったら辛くても悔しくても着いていける。
はっきりとそう思うようになりました。
だからあの涙も無駄じゃなかった。




辛い思い出続きになっちゃうけど、あの日のこと無くしてこの人生は語れないので、これも置いておこう。


tea-miki.hatenablog.com


Endless SHOCKはやらくんを好きになった作品。やっぱり特別なんです。それがこんなことになって、自分も少なからず巻き込まれて、いろんな意味でまた特別になってしまいました。
もうすっかり供養したけどね。

SHOCKもPLAYZONEと同じ。
やらくんを好きになった場所で、「やらくんが好き」という気持ちを毎年のように更新してくれた作品。

年々、やらくんだからできるライバル像が色濃くなり、やらくんにしか出来ないことが増え、この後を継ぐ次のライバルなんて現れないんじゃないかと思っていました。

それが今年変革の時を迎える。
後継者に異論はまったくありません。むしろ、彼にこそ継いでほしかった。
そしていつかまた、光一くんとSHOCKが変化を必要としたとき、師弟ふたりが今度はライバル役を獲り合うライバルになるのでしょう。今後が楽しみです。



やらくんが優馬くんにそそぐ大きな愛情の源は、その境遇にあるように思います。メンバーと呼ぶ人たちと道を分かち、ひとりで歩くもの同士。
今でこそひとりでやっているけれど、やらくんはMAのことを絶対に無かったことにしません。

2013年、ジャニーズ銀座に当時のThey武道とひろみ大先生で出たとき。
幸運にも初日のチケットを当て、ずっと見たかったライブの屋良朝幸*2を見られた、最幸の時間の終わりに、やらくんが持ってきてくれた曲。

「僕は昔、MAっていうグループに居て、今日はその曲をやらせてもらおうと思います」

その言葉と『Endless Summer』のイントロで泣き崩れてしまって、まるまる一曲泣きつづけました*3。最前ドセンで辛気臭くてごめんね。でも嬉しかった。やっと叶ったライブ空間に、やらくんがMAを連れて来てくれた。


町田さんが事務所を去ったとき、やらくんは何も言わずに、当時週に一度だったウェブ連載を一週飛ばしました。
その前後で収録されていたはずの少プレでも、やらくんは「MAっていうグループがあって」と話に出していました。

数年後、今はフリーで芸能活動を続ける町田さんの名前を、やらくんがぽろっと連載に載せるようになりました。
事務所を去った人間の話題はタブー扱いの事務所で、かつては「リーダー」と呼んでいた町田さんのことをぽろっと「町田くん」と。


彼の中でMAがいかに大切なものか、口で言わなくても、むしろ言うよりもずっと、切ないほどに伝わってきます。
いつになってもいい。また彼らが同じステージで共演するのを見たい。やらくんならきっとやってくれるはず。
これがそのステージにつながる一歩になることを心から願っています。



辛いことも背負ってファンやろうと覚悟したから、辛いこともたくさんあったけれど、嬉しいことや楽しいことのほうが圧倒的に多いです。
そのひとつが、Jr.を卒業したこと。

tea-miki.hatenablog.com

このブログだって、きっかけは別のJr.が事務所を去ったことだけれど、やらくんを応援するなかでずっと考えてきたこと。それこそ辛いこと悔しいことの種でもありました。

tea-miki.hatenablog.com

ただサイトが独立しただけじゃない。ただ「(ジャニーズJr.)」じゃなくなっただけじゃない。これは大きな一歩だ。

昔、未だデビューしていなことに関してやらくんが「まだスタート地点にも立っていない」と言ったことがありました。
けれどそれから多くの舞台に立ち、自分の道を切り拓いた彼が「スタート」だと言った。
その言葉に、同じ方を見て歩いてこられたこと、この先に見据えているものもきっと同じ方にあることが、なんとなくわかった。


わたしが望むのと同じ場所に向かってくれていると、信じて着いていける人。
1,2年周期で推しが交代するわたしがここまでついてこられたのは、やらくんがそういう人だったから。

ミュージカルの役としてだけではなくて、屋良朝幸として踊るのを見たいと思ったら、「そういう機会を作りたい」と言ってくれる。

振り付け仕事が増えてありがたいと思う一方で、このまま裏方に回ってしまったら…と不安になると、「自分のパフォーマンスありきの振り付け、演出」「自分はプレイヤー」と言ってくれる。

ファンの気持ちを知ってか知らずか、と以前は思っていたけれど、今ははっきりとわかる。
やらくんはいつもわかってくれている。


ただかっこいい、かわいいと思っていた「屋良っち」が、尊敬する人になって、いつからか最上級の愛情と敬意を持って「やらくん」と呼ぶようになった。
もちろん家族でも友達でも恋人でもない。リア恋でもない。「好きな芸能人」で済ますには重い。
この世にたった一人の、特別に敬愛する他人。それがわたしにとってのやらくんであり、「担当」です。

おたくって愛情の種類が多くて幸せです。こんなに特別な人が居ること、おたくをやっていなければ知り得なかったであろう、顔も知られていない他人を想う気持ち。おたくとしてだけではなく、人生における大きな財産だと本気で思います。そう思うようになったのも、きっと担当がやらくんだったから。


一途な10年だったとは口が裂けても言えません笑 でもわたしはわたしなりに、やらくんのことで一喜一憂しながらファンやってきました。
今の楽しい推し活だって、元をたどれば全部やらくんから始まってるんです。

やらくんだけ居ればおたくとして生きていけるとは思わないけれど、他に推しが何人居ても、やらくんが居なければ生きてこられなかった。


「好きだってことを忘れるくらい、いつも好き」*4

そんなふうに、これからもわたしなりに、やらくんを好きでいられたらいいな。

ありがとう。大好きです。今までもこれからも、宇宙で一番信じてます。

*1:あえて詳細説明は割愛。

*2:シアタークリエというロケーションもあってか、本人としては「舞台」という認識が強かったようですが

*3:まるまる一曲背中を撫でてくれていた友人、ありがとう。

*4:スーパーリスペクトすずめちゃん from『カルテット』

Summary of 2017

January

  • KinKi Kids concert
  • Musical "Romio & Juliet"
  • エン☆ゲキ スターピープルズ
  • 幸福な職場
  • Drama "DANSUI!"

First, I enjoyed mainly "R&J".
In 2016, Hiroshi-kun got a strong throat and more fascinating voice to sing, through some musical shows; JERSEY BOYS, THE SCARLET PIMPARNEL. With his new voice, he acted a french-rock musical, which matches my favor! I love not only its music, but also its productions as I recommended this show in previous meeting.
tea-miki.hatenablog.com
Actually I fell in love with Romio acted by Takuro Ohno, but it ends quickly.

Second, TV drama "DANSUI!" started. And finally I saw Ryo Matsuda for the first time on 幸福な職場.
I had not known yet how deep the swamp is and how deeply I would fall in it...

February

  • Yara-kun's birthday
  • Sister Act
  • R&J
  • Endless SHOCK

I was not able to get a ticket of Endless SHOCK on Yara-kun's birthday, so I spend the day with my Yara-loving friends.
2 days later, I went to Hamamatsu to see Sister Act. Its music is so emotional that I can not help crying. The hotel we stayed is comfortable, and we ate very good Gyoza after the show.
Also I went to Osaka to see R&J, with which I saw the last Hiroshi-kun's acting on musical in 2017(too early).

March

  • Color of Life
  • Endless SHOCK
  • The Sparkling Voice 2

I saw the last SHOCK of 2017. Actually I have no sadness of his leaving SHOCK, because it was the best of best of his acting on SHOCK. I want to write about it later.

I like Color of Life the best in Kohei-san's works. Happy expression he shows makes me happy too. This work is full of love.

April

  • Cutie Blonde
  • それいゆ
  • 魔王コント
  • Double Flat
  • Remember Me

Cutie Blonde is one of the best show I carelessly saw. They describes working women more fascinating, happy and cute. They gave me much power. And Sayaka Kanda is soooooo cute!!!!

When I am asked what is the best act to introduce Hiroshi Yazaki, I will strongly recommend 魔王コント. This production challenges contradiction of human relationships and what LOVE is.
On this stage, he shows us his everything; cute face, cool face, acting, fighting and sometimes singing. Every second, there is too much Piroshi.
I hope to show it to all the friends who do not know Piro-san, however, it is not released... the world should be full of sad about it...

May

  • Tokyo Romance Orchestra
  • DANSUI!
  • I LOVE A PIANO

I found the deepest swamp of 2017.
At first, I went to DANSUI! carelessly (even if I had thought something that Homare-san was cool). After my first seeing, actually, I decided that I would be a manager of Ryuho High School Swimming Club for Homare-san.
About DANSUI!, I should write another article. So I leave something to write. Now all I can say is that YOU SHOULD NOT DIE NOT KNOWING DANSUI!

June

  • I LOVE A PIANO

This work is one of Yara-kun's best stage for me... or, rather, the cutest Yara-kun. WHAT A CUTE GUY HE IS!!!!!! And every member of its company is cute too!!!! Many songs sung in this show are beautiful and catchy. I love it. This is the most favorite Yara-kun stage of 2017 for me.

July

How many times I held parties?

I saw Les Miserable in Imperiak Theatre for the first time. That was my wish fi long time. I was very excited. Similarly, RENT is the work that I have longed for seeing.

KinKi Kids Party will be one of the most unforgettable concert in my life. Though they were apart, they are KinKi Kids not ''KinKi Kid''.
I had never sung aloud until the day. Alk of us did so for Koichi, Tsuyoshi and KinKi Kids. The stadium was full of love.

Moreover I went to 接触イベント for the first time, maybe. And finally I succeeded to be a manager of Ryuho High school swimming club!
First, I asked him to let me join them, and he asked me to bring entrance resistration aplications.
Next time I met him, I handed it to him! He laughed and accepted it!
(On this paragraph, ''He'' means Homare, not Mario)

August

  • Finding Mr. Destiny
  • A Story of Moma's Mars Exploration

I found another best stage in 2017; Moma. The moment I saw Piroshi acting Moma, I was sure that it would be the best character acted by him for me. His every expression through Moma moves us and catchs our hearts.
I saw the stage of Shonen Syachu for the first time. Its staging excites me. As named 少年, they excites my adventurous mind. 1/3 of my ticket charge is payed for first 10 minuites.

September

  • Billy Eliot
  • The 一 〜Follow me〜
  • THE CIRCUS
  • 人間風車

I spend my birthday with my sweet honey Kazuya♡ With this show, he showed his everything of this more than 10 yeard spent as Kamenashi, a member of KAT-TUN. The time was full of Kamenashi!

October

  • THE CIRCUS
  • 人間風車
  • Pajama Game
  • 季節が僕達を連れ去ったあとに

THE CIRCUS let me notice that Yarakun is the coolest guy in Universe(for n times).His dance excites me very much. However I think he can do more. Episode 2 should be more aggressive for him.

I had never had such a fearing experience as 人間風車. The fearing peculiar to acting does not let us run away. Of course iy has funny scene, but especiallr latter part, it keeps frightening us. All we can do is just be seated and take it. After seeing, we feel something not good.

When I saw 季節が僕達を連れ去ったあとに last year, Piroshi changed my think about acting.
He lives as a character rather than act.
He acts the same character, Taichi Yamada again, but his LIFE in the stage is different from last one. Even less than 2 hours, he lives as Yamada and spend ''60 years'' with Shuji Terayama. Therefore he can cry as Yamada at the last scene.
Every time I saw this acting, I notice that I like his living ---the way to act.

November

Finally I fell in another deep swamp of 刀ミュ. I wanna write about it after its over.

Also I went to another 接触イベ. Fortunately I had more times to talk to him than usual. I took all my fortune to get his smile (or laughter) at me.

** December

DOGFIGHT is my favorite musical. Yarakun and especially Masakun live another lives with Yatachan. It is my result ti accept Yatachan's Bernstein.
Yarakun's new evolution is, I think, acting. His acting has become more natural. I became to want him to act on a straight playing.

My carelessly best stage was Cutie Bronde until I saw 月髑髏. I feel hard to write about it like 刀ミュ. My pleasure is that I could see Sota. Every time I see 上弦, he shows me surprising evolution. I'm looking forward to his life as an stage actor.
Additionally all I can say now is following.

下弦めっちゃいい。



This year, I tried to see the works which I have wanted to see as many as possible. So I can get many experiences and fall in wonderful swamp. I never reglet to do so. And I will do so next year too!

推しが結婚しました。

異性の「担当」や「推し」がいるおたくにとって避けては通れない議論がある。


「担当や推しの結婚、許せる?」


答えは十人十色だろうが、ついに私の答えが出た。


※意見・感じ方には個人差があります。あくまでも私個人の考え方です。



私の贔屓にしている俳優、つまり「推し」である矢崎広さんが、ご結婚された。

第一報は、定期的に送られてくるファンクラブ会報に同封された、本人直筆の手紙(印刷)。



第一報


2017年7月3日。

今年初めての猛暑予報の出た、とても熱い日だった。



その日昼から夜遅くまで仕事のあった私は、遅刻ギリギリでポストも見ずに昼前に家を出て、無事乗り込んだ電車で汗を拭きつつ携帯を開いた。

みんなが騒ぐような特段に大きいニュースは無さそうだが、なんだか一部で不穏な空気が流れている。それもぴろクラさんばかり。



どうやら、今日届く会報に「何か」が入っているらしい。



あー、会報来てるならポスト見ればよかった…と思いつつ、ただならぬ空気を察知し、見なくてよかったと思うことにして思考を止める。今日は兼ねてから準備してきた大事なお仕事の日。個人的事情でテンションを下げるわけにはいかない。

仕事が終わるのは22時。終わってからTwitterを開いたら、誰かが内容をツイートしているかもしれない。
ただボーッとしていても、Twitterを開けば情報が流れ込んでくるのが日常だけれど、今回はそれではいけない気がする。

大事なことは、ちゃんと本人の言葉で初めに知りたい。

気になるけど……今日はTwitterを見ないことにしよう。



そう思い、休憩中も退勤後の電車の中でも、ヲタ垢のTLは一切見ず、ひたすら黒羽麻璃央のインスタを遡り、ひたすら薬研藤四郎を錬結しつづける*1



電車を降りて最寄りから家に着くまで歩く道のりは、生きた心地がしなかった。

その日一日止めていた思考をフル回転させる。

何が入っているんだろう?
何を言われるんだろう?
移籍しますとか?
ミュージカルもうやりませんとか?
引退だったらどうしよう
声のお仕事一本にしますとか、前例があるから有り得るし怖い
お芝居も歌も大好きなのに
もっともっと観ていたいのに
どうしようどうしよう

もしかして

結婚…?



早く帰りたいような、まだ家に着きたくないような、複雑な気持ちのまま、這うようにして家に着く。

自室に入ると「はよ読め」と言わんばかりに立てかけられている、いつものファンクラブ会報が入った封筒。
いつもはメール便で届く封筒が、日付指定までされている。

封筒の中には、いつも通り良質な会報と、会員継続振り込み案内、そして、意味深な白い封筒がひとつ。


震える手で白い封筒を開く。


無地の紙の上には、印刷された彼の自筆の文字が並んでいた。

6月に入籍したこと
これからも仕事は続けていくこと
応援してくれているファンへの感謝


わたしの心に浮かんだ言葉はこれだ


(中の人は喉と心の声とツイートが連動しているタイプのツイ廃です)



手紙の内容としてはよくある文面だけれど。

いつも会報に載る直筆メッセージは「行という概念?」というくらい自由に書かれる、お世辞にも上手とは言えない字だ。

それが綺麗に行を揃えて、難しい漢字も窮屈そうながらもきちんと収まっている。

下に便箋敷いて書いたのかな
難しい漢字も調べて書いたのかな
一文字一文字丁寧に書いてくれたんだな
緊張しただろうな
不安だったろうな

そんな姿を想像すると、いじらしくて、愛おしくて、たまらなくなる。


すべてを知った上でTwitterをようやく開くと、もうすでにそこら中でぴろしの結婚が噂されていた。でもソースはわかっていない、という状況。恐らく、ファンクラブ会員の誰かがネットに流したのだろう*2

彼が自らのTwitterで結婚を公表したのは、会報が届いた翌日の夜だった。




推し」の結婚


好きなタレントの結婚について議論になる度「そういう対象として見ていないから、普通に祝えるだろう」とは思っていたし公言もしてきたけれど、
それは自分の無意識の強がりかもしれない、その時になってみないとどう思うかは想像ができない、というのが本音だった。

好きだった人なら経験はあるが、現役バリバリで好きな人がリアルタイムで結婚したことはない。今の2トップはもう適齢期と言えるから、自分がどうなってしまうのか、傷つかない自信があるからこそ、その時を迎えるのが怖かった。



会報が届いた日、Twitterの噂で彼の結婚を知った相方が、私のことをたいそう心配したそうだ。泣きながら帰ってくるんじゃないかと笑


たしかに泣いた。

でもそれはショックの涙ではなくて、「引退じゃなくてよかった」「これからも彼の芝居を観られる」「嬉しい」「間違いなく幸せな家庭を築くはず」「おめでとう」「コングラッチュレーション」「幸せになってくれなきゃ困るぜ」「ベイベー」「素晴らしい未来へ」「愛を叫べー!!」の涙である*3


心配していたような負の感情が、まったく湧いてこなかったのだ。



こうなったことで応援しなくなるとか見方が変わるとか、そんなことは無い。

すべてを知った上で彼のお芝居を観たとき、前のように楽しめなかったり何か違和感があれば、私にとっての彼も、彼の芝居も、それまでのものだったってことでその時は納得もするんだろう。

でも、現状その兆候は全く見られない。舞台に立てば、板の上の人生を生きてみせて、板の外でのことを考える余地を与えない。そういう信頼の上で彼が、彼の為す仕事が、総じて好き。これからもきっと変わらない。



そもそも私のおた活における「好き」の究極のかたちは、まさにここに核心がある。

ステージの上に立つ人・画面の向こう側にいる人としての彼ら、その表現やパフォーマンス。それらに対して全幅の信頼を寄せ、魅了される。それこそが私の「好きな人」なのだ。
私としては、プライベートまで知り尽くして好きになる必要は無いし、人の道に外れさえしなければとやかく言う気もない。

極端な話、これからもステージに立つ姿を見られるのなら、結婚は大したことじゃない。
死没や逮捕、引退・脱退の方がよっぽど痛い*4

その究極のかたちにまで「好き」を昇華できていれば、よっぽどの酷いスキャンダルでなければ熱愛も結婚も大したダメージにはならないのだ*5


「好きなタレントが結婚したら」という永遠のテーマは、やはり自分で分析していた通り、「普通に祝える」が私のFAだった。

さらに、こんな風に想える人は長いことやらくん一人だったが、ひろしくんへの想いがそこまで昇華できていたことに今更気付き、この気持ちをずっと大切にしたいとも思えた。





本人の言葉で


ところで、「"誠実"という概念を擬人化すると矢崎広になる」というのがわたしの口癖だが、今回もやはり彼の誠実さに曇りはなかった。

ファンクラブ会員にだけ先に公表したことに否定的な意見もあったようだが、私としては至って誠実な対応だと思う。
お金を払っている人に利があるのは商売として当然だし、それはファンを「差別」するだなんてことでは決してない。

一番に伝えるべき人に、一番最初に確実に伝わるように。


早々にネットをシャットアウトした自分の判断も正しかったと思っている。
大切なお知らせは、やはり本人の言葉で第一報を聞きたいものだということは、ここ数年で嫌というほど痛感してきた*6

その術に、古風であたたかみのある手紙を選択するところにも、丁寧に丁寧に綴られた一文字一文字にも、彼の誠実さを感じずにいられない。








「あぁ、この期に及んで、私はまた矢崎広に惚れ直してしまっているんだなぁ…」


推しの精一杯の誠実さにくるまれて、今までの彼のこと、これからの彼のことを考えながら、そんなことを思って、寝る前にまた少し泣いた。


週刊誌にすっぱ抜かれることも無く、最近なにかと話題の「匂わせ」どころか、年中無臭である。


お仕事にもファンにもこんなに誠実に向き合う人だから、奥さんのこともこれから増えるかもしれない家族のことも必ず幸せにして、あたたかい家庭を築いていく。
そしてその責任と覚悟が、彼の役者としての表現力により磨きをかけるのだろう。






私が好きになった人は、多くのファンを持つ俳優として、人として、とても出来た人です。





広くん、

あなたを好きになって応援していきたいと思った1年半前の私は、最高に冴えていたよ。

「好きな人」の幸せを心から願い祝福するこの気持ちを、最初に教えてくれたのがあなたでよかった。

あたたかい家庭を背負って舞台に立つ背中に、これからも見失わずについていける。


舞台の真ん中から満足げな笑顔で言ってくれた「愛してます」という声を、あなたの喉が大好きなこの耳はまだちゃんと覚えてるよ。

だから、舞台の上のあなたに、客席の私はこれからも叫び続ける。

「私も愛してます」


あなたを好きになって本当によかった。


ご結婚おめでとうございます!!
末永く、お幸せに!!

*1:なかなか衝力が納得いかない

*2:その辺の情報倫理に関して話し出すと論点がずれるので割愛

*3:これこそがトゥルーラブ

*4:ついでに言えば、何度経験しても慣れない

*5:これが中山優馬とか宮舘涼太とか黒羽麻璃央なら話は別だが、これも割愛

*6:検索ワード:「重大発表」「生放送」「特別歌番組」「赤いコート」

Red and Blue ~The colors of harmony or battle

  
ジャニヲタ英語部Speaking第20回開催のお知らせ - 咲き誇れ。

 

途切れ途切れではありますが初回から参加させていただいているジャニヲタ英語部が、今回で20回目!社会人になってからなかなか都合が合わずしばらく欠席だったのですが、ひさしぶりに参加させていただきました。

 

以下、今回の英語部で行なったプレゼンの全文です。要は何が言いたいかって、ロミジュリは絶対ジャニヲタ大好きだから見てくれ

ってことです。

 

プレゼンでは動画も使用し、その箇所は進行のため---Video---と表記してます。動画の一部はリンクも貼りますので、ご覧ください。

あくまでもカンペなので文法等々ご容赦ください笑

 

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With two colors of Red and Blue, what do you recall? Sometimes they mention the color of gender, emotion or something.
However I strongly think that a pair of Red and Blue means something special for us and attract us. I'm talking about two sides of the pair.

First, Let's talk about what you recall with these two colors.
---Discuss---
For example, men and wemen, anger and sadness, hot and cool...and more. As you know, they are often used as the colors of two things opposed.
Based on this conclusion, let's see the two aspects of this pair.

 

One is the colors of Symmetry.
In johnny's, Symmetry means a pair of boys whose posissions are located in opposite side, which sometimes means that two boys are have a special relationships and share a common destiny.


The most famous Red and Blue Symmetry---I think --- is KinKi Kids. Koichi is Red and Tsuyoshi is Blue.
When they got debut, the colors are given to them just to distinguish them.

 

However the two boys have grown up to be the two men, making their differences clearly.

How they are different can be seen in their own solo performances. Koichi focuses on dances and staging as a show. He always does his best to make the same show everyday, and in order to do so he does reharsal so many times. on the other hand, Tsuyoshi focuses on music he make with his company in that moment. So his reharsal is simple and rough.
They have more things opposed like the colors of Red and Blue. However or therefore, they can make the best harmony which can be made only by themselves like the performance of "薔薇と太陽".
---Video--- 
KinKi Kids is the first Johnny's that I love, so it might be just my idea. If you know Red-Blue Symmetry---except Date-Nabe, please show it. They must be precious like KinKi Kids.

 

The other aspect is two goups which fight.
Some of you may imagine them with Red and Blue, and which can be due to DREAM BOYS.
---Video---
Its story is composed with the background that two groups fight. In this musical, there are some songs that shows the situation of oppositon---Kazuya, Yuta, Yuma or so and Champ. These songs are very cool and attracting. As I thought, Johnny's fan loves two opposite groups (of nice guys).


Also the musical CROSS HEART is acted by two opposite groups led by Yuma as Red team Bourgogne and Yara-kun as Blue team Liberete. There are many battles with dance and sword, though they are best friends. They killed each others swearing their friendship of afterlife. Yuma and Yara acting these two guys fighting are very attractive because we fan love the firm bond between Yara-Yuma.

 

And then, I have very the recommended musical for you ---Musical Romeo & Julliett!
It is the most famous story of Shakespeare and is also the story of people who belong to opposed groups.

In Verona, there are two families Montagues and Capulettes. They have fighted from long long time ago. One day, Romeo, son of Montagues and Juliet, daughter of Capulettes fell in love. However they are disturbed because of their background, and at the end, they died together.
In this musical, they live in modern time. They have smartphones, use computer, and when he went to Juliet's balcony, Romeo says"Please tell me your cellphone number! " It is very progressive Shakespeare. But therefore it can be familier to us.
By the way, its songs are kind of rock, and its type of dance is kind of hip hop. So you must like it.
---Video---

古川雄大ら「世界の王」ほか2曲を熱唱!『ロミオ&ジュリエット』プレスコール - YouTube

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』- 舞台映像 - YouTube


I really recommend you!

 

As I talked, Red and Blue have some special relationship I think. Thank you for your listenig.

ジャニヲタに警告する、楽しい外部俳優のハマり方

Twitterの方をご覧の方々はご承知だろうが、
剛金田一に始まるジャニヲタ20年選手のこのわたくしが今、
空前のジャニーズ離れにある。

・・・いや、ジャニーズ離れは言い過ぎた。
単に外部舞台の観劇数が格段に増えている。
それもこれも全て、この一年ほどでゆっくりと、しかしズブズブと引きずり込まれた、
矢崎広という恐ろしい沼の仕業である。

昨年末のやらくんの舞台『ドッグファイト』に始まり、
ありとあらゆる資料をもとにあっさりとハマり、
3月に『ETERNAL CHIKAMATSU』、
4,5月に『私の頭の中の消しゴム』、
そして7月に『JERSEY BOYS』と、
実に充実した観劇ライフを送ってしまっている。

一説によると、ここ数日のわたしのツイートの8割をぴろしが占めているらしい。
いやいやそんな、バカな。ハハッ。

 
わたくしのヲタク人生にかくなる革命が起こっている今、
矢崎広の喉がいかに素晴らしいか、矢崎広の芝居に見る「生きる」とは、
といったテーマを書きたい衝動をぐっとこらえて、
今回はジャニヲタへの警告を示したい。

外部俳優の沼は広く、深く、そして今着実にジャニヲタを脅かしつつあると。


今回は、わたしの実体験をふんだんに盛り込みつつ、楽しく外部俳優にハマるための三要素を取り上げていく。



第一に
ジャニーズの自担が外部舞台に出ること。
まずは出会わなければ仕方ない。そしてこの出会いが、わたしの場合は上口耕平であった。

2014年10月、自担であるやらくんの三度目の主演舞台であり、再演でもあったミュージカル『道化の瞳』。
再演のニューフェイスで参加したのが彼であり、もうそれはそれはひどいジャニヲタホイホイだった。

まず役柄がかわいい。一幕では新米医師(看護師?)、二幕ではおちゃらけた道化を演じ、
終始笑顔がかわいい。天使かな。

客席に降りて来て客から投げ銭をもらうなんて演出もある。
夏の青山劇場がごとく触れ合いによって着実に新規ファンを撃墜していく。

ということで第一の警告。

ジャニーズタレントの外部舞台出演が多くなっている今、
自担の現場とはいえ軽率に観に行くと、どこに沼があるかわからない。




第二の要素は、沼の開通である。

例にもれず、というか、例に忠実にわたしは上口耕平にハマり、
11月、12月と続いた彼の出演舞台に足を運んだわけだが。

結論から言えばわたしは運が悪かった。
あまりにもタイミングが良すぎた。
この12月の舞台が新たな扉だった。

時は12月、明治座。黒幕の名はる・ひまわり
奇しくもこの年、上口耕平初参加となった、知る人ぞ知る年末恒例行事。
そこは一度足を踏み入れると、大小さまざまな沼が軒を連ねる、沼の見本市だった。

ここはにわかがうかつに語ってはならない沼地なので詳細は省くが、
一度の観劇と、一度の上映会を経ただけで、20~30人の若手(から中堅まで)俳優を覚えてしまう。

同じ衣装を着てバックで踊るJr.を見て次々に顔と名前を覚えるJr.担には、
全員別々の衣装で、全員に役名があるなんて、覚えるのは朝飯前だろう。

それが数組に分かれてアイドルグループのパロディーなんかやってくれたりする。
ジャニーズをパロってくれたりする。団扇を持てたりする。そりゃあもう楽しい。

ジャニーズはみんな顔も名前もキャラも大体つかめている。
そんなマンネリ気味のヲタク生活に刺激を与える、初めて見るイケメンたち。
この子かわいい、あのひとかっこいい、歌がうまい、ダンスがうまい(ごく一部)。

Jr.ハマりたての頃、顔と名前を憶えてコンサートに行き、
そのコンサートでまた気になるJr.を見つけて名前を調べ、少クラで探すように・・・

なにごともハマりたて、覚えたてが楽しいものである。
先週まで見たこともなかった俳優の顔と名前をおぼえ、Twitterをフォローする。
流れてくる情報でいつの間にか外部俳優にどんどんくわしくなる。
俳優同士の共演や交友関係から、次から次へと沼が繋がり広がっていく・・・


自担の外部舞台を観に行ってからここまでくるのにたった2か月である。
ここで第二の警告。

軽率に足を踏み入れた外部俳優がるひま常連だったりすると、事態はより深刻なものになる。

たまたま観た外部舞台で可愛い子を見つけたら、終演後携帯の電源を入れ、速攻でググるべし。
過去出演作にやたら「る」を推すタイトルの作品があったら、そいつはヤバい




第三の要素。
身内による熱心な布教と、資料の多さ、求めやすさ。

明治座にてより深い沼に開通し流れ込んだ先に待ち構えていたのは、
意外にもまったくの別ルートで知り合っていたジャニヲタの某友人・M氏であった。
彼女は歳末明治座の原点ともいえる戦国鍋TVからのこの沼の(自称)にわかで、
るひま常連のありとあらゆる情報をわたしに教え込んだ。
その知識の一つにすぎなかったのが、矢崎広だった。

12月の時点で、耕平さんは翌年3月に『ミュージカル・タイタニック』に出演することが決まっていた。
戦国鍋TVからのるひまファミリーのぴろしも同じく出演が決まっており、
まんまとるひまを楽しんでいるわたしに、M氏はここぞとばかりにぴろしを推してくる。

彼女がぴろしに関して最初にわたしに与えた知識は、
ダンスの振り付けが覚えられなくて泣いたこと」。


曲がりなりにも屋良担に、PZのクオリティーに慣れきった屋良担のわたしに教えたエピソード。

振り付けが覚えられなくて泣いた・・・だと・・・


なにそれ愛しい・・・!!!(そっちだった)



そして、3月のシアターコクーン。豪華客船の上で、わたしは矢崎広に出会った。
ちょこまかちょこまか動き回ってかわいいなぁと思ったら、突然いい声で歌いだすこの振り幅。

でもこのときはそこまで気に留めていなかったのが正直なところである。
フライパンだかなんだかカンカンたたいて「○がつ○にち!」って
ひらがなしゃべりがかわいくてちょっと肩が震えたり、
色気ある歌声に、おいこれ本当にあのひらがなしゃべりと同一人物かよと思わず双眼鏡握ったり、
本当にたったそれだけである(言い訳がましい)。



だがしかし、カルマというものは本当に恐ろしいもので、
やらくんの主演舞台に矢崎広の出演が決まったのはそれから半年もしない頃である。
またしても沼の開通・・・

ドッグファイトをきっかけにわたしがまんまとぴろしかわいいBOTになり果てた頃合いが、
某友人・自称鍋ソムリエM氏の腕の見せ所だった。

Twitterの140字フルに使っての過去出演作のおすすめラインナップ、
るひま公式が流している動画資料の提供、
その他資料提供・・・

図書館司書にでもなればいいんじゃないかな・・・


そしてここでカギとなる、ジャニーズとの大きな違い。メディア資料の多さ。

YouTubeに公式動画があるうえに、イケない動画もジャニーズほどの検閲の厳しさはない。
本人によるTwitter、ブログ、共演者のTwitter、ブログに上がってくる近況や本人の写メ(無料)。
過去作品やツイートまで、かなりさかのぼって楽しむことができてしまう。

M氏に紹介された過去作品から、また別の沼を見つけ、Twitterをフォローし、
過去共演者同士がたまーにリプでやりとりするのを見て狂喜する。Endless沼


無料でここまで楽しめちゃっていいのか・・・いやよくない。
生で芝居を観たい、歌を聴きたい。そして軽率に現場に行くわけだ。


だがしかし、作品や会場にもよるが、ジャニーズより現場単価が安い。
某トンチキワールドに一回行く費用で、300人以下のキャパで面白い芝居が二回見られる。
コスパがいい!!

さらに、ジャニヲタ最大の悩みであるところのチケットの入手に関しても、
良心的な空席救済サイトで開幕後にでも入手が可能(当然定価、もしくはそれ以下)で、
なんならフラッと会場に行って、さくっと当日券で観られちゃう。

日々入手困難なチケットの争奪戦に揉まれているジャニヲタには、非常にお求めやすい(?)

過去作品で好きなところに出会うのもいいが、
今の姿を生で見て、新しく好きなところを見つけるのが楽しいのはジャニヲタと同じである。

こうして手軽に、軽率に、ズブズブと戻れない深みへと落ちていくのである・・・




近年、ジャニーズJr.でも外部舞台に出演し、事務所外の俳優との共演が増えてきている。
軽率にハマると、その手ごろさゆえに、簡単に戻れなくなる可能性が高い。

もし自担が外部舞台に出ようものなら、
共演者が発表されたらまずググり、危なそうな沼には警戒心を持って、
もしくは頭から沼に突っ込むくらい前のめりに臨むよう、警告したい。



全ジャニヲタに次ぐ。
芸能界は君が思っているよりずっと広く、
そして君は君が思っているよりずっとチョロい。

屋良担が中山優馬に転がり落ちた話・下

ドリアングレイで優馬くんに恋したわたしが次に優馬くんをこじらせたのは、9月のDREAM BOYSだ。ここまで2週間ちょっと。転げ落ちてからが早い。



外部舞台で初座長を務めた優馬くんが、寵愛を受けるジャニー社長のもとで満を持して帝国劇場の0番に立った。

歌唱力もダンスはもちろん言うことなしだが、ストレートプレイの経験も発揮され、ジャニーズ舞台特有のあのトンチキ世界観でも説得力があった。さすがジャニーさんが大事に大事に育ててきた人材なだけあって、センターに立ったときの華やかさは帝国劇場という場所に決して負けない。これ着て生まれてきたんじゃないかという勢いで、キラッキラの衣装がよく似合う。優馬くんってジャニーズの申し子なんじゃないの…


その姿を見たわたしの心には『機は熟したり』の言葉が沸き上がってきた。

歌もダンスも特段得意というわけではないのにずっと真ん中に立って、与えられた立ち位置のプレッシャーや羨望にずっと耐えてきたのだろう。東西問わず様々なJr.と組み合わされては引き離され、唯一無二の存在としてジャニーズ人生を歩んできた。他のタレントには当然のようにいるシンメやメンバーといった存在、苦楽の全てを常に共にする仲間が優馬くんにはいない。優馬くんは一人だった。


でも、本当に優馬くんは「ひとり」なのだろうか?

そうではない。
最終的に優馬くんはソロアーティストとして一人で歩むこととなった。しかし、関西Jr.やNYC、B.I.Shadow、そしてPZカンパニーと、こうした優馬くんのジャニーズ人生だからこそ出会えた多くの仲間に恵まれているはずだ。そして彼らは、括りを解消されても仲間として、仕事が一緒になれば優馬くんと切磋琢磨している。ドリボでの風磨やThey武道と優馬くんの関係を見て、そう思ったのだった。

優馬くんは一人だけれど、独りではない。


「何もかも引き受けてやろうじゃねぇか!」

ジャニーさんは今日のために、優馬くんを羨望と嫉妬の的になるほどこれ見よがしに推し続けたんだ。可愛い子には旅をさせるために、初主演舞台を外部で踏ませたんだ。そして優馬くんはその思惑通りに、もしかしたらそれ以上に成長し、そんな境地にたどり着いた。


そして今、

「不安はいらない。約束する。僕はずっとここにいると」

帝国劇場の真ん中で高らかに歌う中山優馬。ついに機は熟した。




そして2016年冬、6年に及ぶやらゆま師弟愛がステージの上で実ることとなった。ミュージカル『クロス・ハート』が屋良朝幸、中山優馬をW主演に掲げ、我らが玉野大先生のもとで上演される。

この日が来るのを全やらゆま担が待っていたよね…!
とは言っても、わたし自身こんなに早く二人の再共演が実現するとは思っていなかった。しかも外部舞台。ましてや優馬くんは本格的なミュージカルは初出演にして主演。

ドリアングレイのヒロキ、それいゆの辰巳くんと、優馬くんの外部舞台出演時はPZメンバーの存在が優馬くんの心の支えになってきたはず。それがここに来て、ラスボスクラスのしぇんぱいとW主演。優馬くん箱入りすぎ。絶対優馬くんにひとりでお出かけさせない事務所よ。


奇しくも今年は、わたくしの社会人1年目。肉体的にも精神的にもしんどい年になるだろうが、年末にこの大一番が待っているとあっちゃ、うかうか過労死もしていられない。

もうこれはカルマだ、優馬くんに恋してからこの舞台の幕が降りるまでが、わたしとやらゆまのひとつの大きなストーリーだと言わんばかりに綴ってきたが、要するに優馬くんにハマったところで、渡りになんとやらのタイミングでやらゆま乗せた舟・玉野丸が漂着したって話だ。


屋良担続けてきて、優馬くんと出会えてよかった。12月の幕が開いた時に改めてそう思えるのが楽しみだし、その幕がどうかシアタークリエであってほしいと願う今日この頃である。

屋良担が中山優馬に転がり落ちた話・上

事の発端は2015年5月、優馬の初のソロツアーにお誘いいただいたことだった。


その日の昼、某シアタークリエの某グループの某ジャニ銀の当日券に当たる気満々で、わたしは日々谷にいた。そのわたしに、優馬担の友人から連絡が来た。
なんでも知り合いが夜公演のチケットを余らせているから入らないか、というとんでも棚からぼた餅なお話だった。

優馬がソロツアーをすると聞いたときは、そんなもん興味がないはずがなかった。優馬は、自担であるところのやらくんが一番弟子と言っても過言ではないほど可愛がっている後輩で、その楽曲には必ずやらくんが振り付けで参加してきた。今回も屋良振りの曲は必ず披露されるはずだし、少なからずやらくんが携わることはわかりきっている。ましてや、PLAYZONEで育ってきたジャニーズきっての天使・中山優馬のソロステージである。観たいに決まっている。

しかし、そこはやはりジャニーズのエンジェルヒエラルキートップクラスの中山=ミカエル=優馬さん、そう簡単にチケットを取ることもできず、わたし自身諦めていた。



そこで当日に突如として降ってきたチケット、まさに天からの授かり物に違いない。断るという選択肢は初めから無かった。そして、当たる気満々だった昼公演の当日券はあっけなく外れ、わたしは身一つでTDCに向かったのだった。
このあと何を見せつけられるのか想像もせず、愚かにもただ「やらくんが振り付け・演出するステージを観られる」くらいの軽い気持ちだった。



ステージを観た第一印象としては、これはたしかにやらくんが作ったものだ。

優馬によって自由に操られるレーザー、サングラスと近未来的な衣装、一輪のバラを手に踊る優馬とfunky8、つなぎパジャマ…ベッドがトランポリンになったときは、ミサさんまで!!と、次から次へと既視感に襲われたが、それは決して悪い意味ではない。

それまでやらくんが立ったステージ、目にしたステージが、いざ彼自身が1からモノを作るときに取り出して使えるよう、ストックされていることがよくわかった。頭のなかにこんなに引き出しがあったのか…と驚くほどに。わたしがやらくんと一緒に見てきた景色が、主人公を新たに、カラフルに甦っていった。


そんなバリエーション豊かなステージで、それぞれの物語の絶対的主人公として存在してみせる、中山優馬。曲ごとに雰囲気も演出もがらっと変わっていく空間と同様、時にクールに、キュートに、そしてセクシーに…そのくるくると変わる表情と主人公に相応しい華やかさで、圧倒的な求心力で、観客の視線をセンター一点に集め、巻き込んでゆく。

そんな中山優馬に、わたしはひとつの希望をも見出だしていた。

優馬ソロコンを観る少し前、Twitterで「踊れる人は、舞台やコンサートで重宝するから、CDデビューをする必要がなくなってしまう」という記述を目にした。
ダンスを武器にパフォーマンスをする人を応援するジャニヲタとしては、耳の痛い話だ。たしかに、これまで観てきたステージでは、正直センターに立つ者に要求されるのは華やかさであり、ダンスは真の武器ではなかった。踊ることでステージのダイナミクスを拡げるのは、主にバックダンサーだ。

だが優馬はめちゃくちゃ踊れるし、現にソロコンのセンターでめちゃくちゃ踊って魅せる。ダンスだけがその求心力の理由ではない。彼自身の持つスター性、華やかさももちろんある。けれどそれだけに頼らず、持てるスキルのすべてを尽くして踊っている。
そして、センターがとことん踊って魅せる演出を作ったのが、屋良朝幸だったのだ。

そうだ、これが見たかった。ずっと探していた、誰よりも踊れる人が一人で真ん中に立つステージ。



わたしは、中山優馬という人物を知ってからのこの7年間の自分の愚かさを思い知った(以下、7年に及ぶわたしの愚かっぷり)。


初めて目にしたのはドラマ『バッテリー』。こんな子がJr.にいたのか、可愛いけどトゥイティーみたいな顔だな。

少クラを見てみると、なんだかいつもセンターにいる。なんだ社長のお気に入りか。

PLAYZONE中山優馬が出るらしい。高田くんをおんぶしたあのトゥイティーちゃんか。

どうやら優馬はただの黄色いカナリヤではなく、めちゃくちゃいい子な天使らしい。トゥイティーみも薄れてきて、綺麗な顔の好青年になってきた。

やらくんもめちゃくちゃ可愛がってるし、PZ出てダンスもすごく上手くなってるみたいだ。むしろ、踊り方がやらくんに似てきた。やらくんの振り付けたくさん見られるし、いつもバックにJr.つけてくれるし、ありがとう優馬~


過去の自分を20回ずつくらいぶん殴りたい。


7年間、特にPZに出るようになってからは必ず優馬を目にしていたはずなのに、優馬を「見た」ことはほとんどなかった。優馬の隣にはいつも高田くんがいて、やらくんがいて、ふぉゆがいて、すのーまんがいて、目的はいつもその人たちだったから、優馬を見るために優馬のパフォーマンスを見たことがなかった。

こんなに眩しく輝く星がすぐ隣にあったのに、見ようともしなかった。救いようもなくバカだった。


初めて「見る」中山優馬は、身の丈に合わないセンターという位置に立たされている少年ではもはやなかった。
その位置に自分がいる意味、宿命を自ら背負う決意をとっくに済ませた顔で、舞台やコンサート、PZでやらくんに教わったことなんかを吸収し自分の持ち味として活かしている。これが、中山優馬の「勝ち取ってきたすべて」。




いや、もしくは。今の中山優馬だからこそ、こんなに惹かれるのではないか。

優馬を野球がうまくて顔が綺麗なトゥイティーだと思ってた頃、なんかよくわかんないけどポンッとPZに出されるようになった頃、まともに見ていたとしても、こんな風に彼に惹かれただろうか?

答えはおそらくNOだ。
持って生まれた華やかさに経験と努力を積んだ上で、決められた自分の立ち位置に相応しい実力を兼ね備えた今の彼だからこそ、こんな風に強く惹かれるのではないか。

勝ち取ってきたすべてが今の君だから。



この日を境に、優馬のことを「優馬」と呼べなくなった。いつからか「屋良っち」を「やらくん」と呼ぶようになったように、最大級の好意とある種の敬意をもって「優馬くん」と呼びたくなった。




優馬くんの魅力にようやく気づいたソロコンから数ヵ月、優馬くんがわたしに止めの一撃を与えごろごろと転がした挙げ句恋に落としたのが、あの夏の奇跡の作品『ドリアングレイの肖像』だった。どういう経緯で恋に落ちたのか、詳しくは過去の記事を参考にしていただきたい。



悪魔をも演じることのできる天使となった優馬くんが、絶世の美青年の美しくも儚い生涯を演じる。奇跡としか言い様のない夏だった。



こうして、屋良担のわたしは、担当の弟子とも言える中山優馬に恋をしたのだった。